
一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。
また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。
↓バックナンバーは各カテゴリーから↓
様々なインテリアスタイルがある中で、不動の一番人気はやはり北欧スタイルではないでしょうか。
特に2010年頃は大きなブームが起きていたように思えます。
日本中でIKEAの認知度が高まり、雑誌やテレビなどで「北欧インテリア特集」が多く組まれていたのを覚えています
そして多くの住宅会社がそのブームに乗り、「北欧スタイルの家」として売り出していきました。
そもそも北欧デザインって?
住宅雑誌を見れば北欧スタイルの家がたくさん掲載されていますが
中には「この家のどのへんが北欧??」
そんな風に思ったことありませんか?
それは北欧スタイルという言葉の定義の曖昧さが原因でもあります。
Googleで北欧スタイルと検索して出てくるインテリアの画像は、モノトーン系があればカラフルポップな空間もあり、無垢材をふんだんに使ったかと思えば、方や全面ホワイトのシンプルな内装と、全く統一感がないのです。
しかし北欧デザインの歴史を紐解いていくと、鮮やかな色使いがひとつポイントになっているのが分かります。
冬を迎えると日没も早まり厳しい寒さが続く北欧では、おうち時間を大切にする文化が根付いています。
家の中では彩りや暖かみのあるインテリアに囲まれて過ごしたい、そのような思いから今の北欧スタイルが確立されたのでしょう。
万人受けのシンプル系
ここからはCGパースで様々な北欧スタイルを再現していきます。
まずはコーディネートが比較的簡単で、誰にも受け入れられやすいシンプル系北欧スタイル。
壁や天井はホワイトの壁紙で床はオークなどのやや明るめを選び、家具やインテリアでアクセントカラーを取り入れます。
インテリアコーディネート自体は難しくないのですが、守りに入って単調な空間になると北欧っぽさが感じられなくなるのでその点は注意が必要です。
【シンプル系に合わせたいインテリア】
流行りのグレージュ系
ここ数年人気のグレージュ系インテリア。
その名の通りグレーとベージュの中間色をベースにコーディネートしていくスタイルです。
そこにウッドの暖かみが加わると北欧感が表れてきます。
そしてやはりアクセントカラーを取り入れる必要があるのですが、それ自体は控えめにしてブラックを用いてコーディネートしていくと上手くまとまるでしょう。
【グレージュ系に合わせたいインテリア】
大人のヴィンテージ系
北欧家具と言えばチーク材の黄褐色を思い浮かべる方が多いのでは。
その中でもデンマークのヴィンテージ家具は大人気で、数十年前に製造されたものが現在も高値で売買されています。
そのような家具でコーディネートしていくには、内装も同じくチーク材等の重厚感のある色あいに輸入壁紙などを合わせてみるのも良いでしょう。
ここでは床をパーケットフロアという寄木張りにしていますが、これもレトロな雰囲気を演出してくれます。
【ヴィンテージ系に合わせたいインテリア】
これぞ本場?ナチュラル系
北欧が産地の無垢材といえばパイン材が真っ先に挙げられるでしょう。
そんな北欧パインを内装にたっぷりと使ったナチュラル系スタイルも人気です。
しかし内装に羽目板などを張っただけではちょっと古くさいスタイルになりがちなので、壁紙にアースカラーなどの淡い色を取りを入れ、今っぽさも感じられるような工夫が必要ですね。
【ナチュラル系に合わせたいインテリア】
いかがでしたか?
実は今回紹介した以外にも、まだ他の北欧スタイルも存在します。
なので「内装は北欧スタイルで!」と住宅会社の営業や建築士に伝えても、自分が想像していた北欧スタイルとは全く別の提案がされることもあるでしょう。
そうならないためにも自分が思い描く北欧スタイルを予めしっかりとイメージしておくことが大切です。
では最後にお知らせ。
久しぶりにCGパースの無料作成キャンペーンを行います。
家づくり中の方必見🧐
— Konstnar( コンストナー ) (@konstnar2011) November 12, 2022
以前ブログで大好評だった、無料でCGパース(内観)作りますキャンペーンやります🥳💸
条件
✅現在家づくり進行中
✅平面図がある(決定じゃなくてもOK)
✅フォロー&RT
ご希望のスタイルを伺い、最高にオシャレな空間を提案します🥳
限定1名様❣️
RTは11/15 23:59まで⌛ pic.twitter.com/nBwOIm80jk
アメブロでは過去に何度か行いましてその都度たくさんのご応募を頂きました。
今回はTwitter上のみで応募を受け付けております。
ご興味ある方は是非ご応募ください!
関連記事
