一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。

また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。

 

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ここ最近不安定な天候が続いていますね。

 

 

日本の年間平均降水量は世界平均の約2倍と言われています。

 

よって、家づくりにおいて雨や雪は切っても切れない関係なのです。

 

 

 

これは昨年の大雪の時の写真。

 

 
 
例年の倍近い降雪でとんでもない目にあいました…
 
ここまで積もるとカーポートなど車庫がないお宅では、まず車を掘り起こす作業から始まります。
 
そもそも玄関から車までたどり着くのに数十分かかる場合も…
 
 
 
そんな時にカバードポーチがあると便利なわけです。
 
 
このブログでも何度か書いてきましたが、カバードポーチってデザイン的な面だけではなく機能性も高いということを知ってもらえればと思います。
 
 
 
 
 
駐車スペース、ポーチ、デッキの屋根が一続きになっている例。
 
雨の日でも屋根下で子供が走り回れるくらいの広さです。
 
 
 
 
 
 
 
デッキの奥行きや屋根の高さもしっかり計画したい部分です。
 
奥行きは1200以上とは書きましたが、テーブルやチェアも並べるとなると1820(芯寸法)くらい欲しいところですね。
 
 
 
 
 
外観のバランスを考えると2階の高さはなるべく抑えたいところです。
 
ただここまで下げると屋内空間の天井もかなり低くなることになります。
 
 
 
 
 

子供部屋のほうは十分高さ取れてますが、寝室のベッドヘッド側はかなり低くなっています。

 

予めこれくらいの低さになるということも理解しておく必要がありますね。

 

 

 

デザインと機能の両面をしっかりと考えることで、より良いカバードポーチライフがおくれるのです。