一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。
また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。
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先日NHKの「正直不動産」というドラマが面白いですよ、と教えて頂きました。
概要を見ると確かに面白そう。
NHKプラスに登録してるので1話から見られると思ったら、すでに配信終了。
しっかり受信料取ってるくせになんてケチ臭いんだ…
これは
もう
NHKをぶっ壊す!
という冗談はさておき、
このドラマ同様に(まだ見てないけど;)不動産業界はおかしな世界です。
今日、広告関係の方からこんな話を聞きました。
「先日、大手不動産会社の新築住宅の折込広告を担当したのですが、60万世帯にチラシを出して反響どの程度だったと思います?チラシにはQRコードを貼り付けて、アクセスした方を集計してみたんですよ。」
なるほど、私の感覚的には不動産広告の反響率は良くても0.1%くらいなので…
「え~と、300くらいですか?さすがにそこまでない??」
「6です。」
・・・
まさかの反響率0.001%
しかも問い合わせしてきた人の数ではなく、あくまでもQRコードを読み取った人の数です。
そしてこの広告費はおそらく数十万円でしょう。
皆さんがもしこの会社経営者なら「今すぐこんな広告やめろ!」と言いたくなりますよね。
それでもやめない大手不動産会社。
どれだけ儲かっているのでしょうか。どうかしてるぜ…
で、今は紙媒体の広告ではなくネット広告が主流になっています。
例えばインスタのフィードにも目障りなほど住宅会社の広告流れてきますよね?笑
でもあれって実際どれくらい効果あるの?と思った方、
特別に企業秘密を公開します。
もう何年も前の完成見学会告知のインスタ広告の結果です。
費用は4,000円
リンクのクリック364が、広告を見て詳細ページにアクセスしたの数です。
めちゃくちゃ費用対効果が高いんです。
もちろん、全ての住宅会社がこのような結果になるわけではありませんし、今はインスタ広告が飽和状態なので費用対効果はもっと落ちています。
それでも無駄な広告費をかけない、というのはお施主さんのためにもなります。
だって広告費は間接的にお施主さんから回収するしかないですから…