一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。
また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。
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昨日のニュースで、アデリアの昭和レトロなグラスが今再び大人気!と特集されていました。
ギリギリ昭和生まれの私は、「そういえば昔家にもこんな柄の鍋があったような…」と、僅かに昭和レトロの残り香が記憶にあります。
ダウンタウンの松っちゃんが、クレヨンしんちゃんの「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」を見てると泣きそうになると語ったように、昭和レトロに触れると懐かしくて心が締め付けられる人もいるようです…
(オトナ帝国の逆襲はいい映画なのでオススメ)
最近なんとなくその気持ちが分かるようになってきました。
そしてもう1つ思うことは
「やっぱりこれは北欧デザインだよなあ」と。
このブログでも何度か紹介しているスウェーデンのグスタフスベリです。
特にこのベルサ、知らない人に「昭和レトロの食器だよ」と教えても何も疑わないでしょうね。
これが発売されたのが1960年で、アデリアのレトログラスは60年代後半から発売開始だそうです。
当時北欧で流行ってたデザインを取り入れたのかな?と、勝手ながらに想像してしまいます。
ちなみにマリメッコのウニッコが誕生したのは64年のフィンランド。
これも確実に昭和レトロに影響を与えたでしょうね。
どちらも鮮やかな色使いが特徴的ですが、食器だけに限らず当時のインテリアなどにもカラフルなアイテムが多かったようです。
大正時代のレトロモダンインテリアに続いて、いつの日か昭和レトロな家具やインテリアが流行るのでしょうか。
そんな風に考えていたら
すでに一部では人気が出始めているようです。
こんな家具、実家にも1つや2つあったような…
近い将来ヴィンテージ家具として値段が跳ね上がるかもしれないですね。笑
間違っても粗大ごみに出さないようにしなきゃ。