一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。
また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。
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ブログ、YouTube、SNS、様々な分野で色々な方が家づくりに関して発信しています。
情報が多過ぎて誰の話を信じればいいのか分からない。
そんな人は多いのではないでしょうか。
そろそろ情報の選別が必要です。
私的に「これは見なくていいかな」という基準がいくつかあります。
例えば、他人の設計やデザインを否定するのに自身の設計などは一切表に出さない。
いわゆる評論家的ブログ。
ネットではよくあることですが、他人のデザインや創作物を否定するのはとても簡単です。
誰にでもできます。
これは建築に限ったことではないですけどね。
たまにネットのフリー素材(画像)だけで構成されている家づくりブログを見ますが、その画像に意味はありません。
文章だけならなんとでも書けます。
そもそもそんなブログに説得力はないと思うのです。
写真の無い料理のレシピ本を誰が買うでしょうか。
私のブログでアップする画像の99%は自社の施工例や自ら撮った写真です。
デザインや設計などを否定されるリスクを背負ってますが、それでも真実性や説得力を担保するには必要だと思い画像を載せています。
そしてそれが結果的に、ブログを見て下さった方にとってプラスになると思っています。
あとは、精神論や偏見で凝り固まったような人の発信。
「家づくりとはこうあるべきだ!」
時代に取り残され情報がアップデートされていない可能性があります。
情熱や根性だけではいい家は建ちません。
他にも、自分が知らないものを否定から入る人。
例えば造作キッチンを施工したことのない人は、
「メンテが大変だ!使い勝手が悪い!」
というような一般論をぶつけてきます。
でもそれって造作キッチン施工したことがない(知らない)だけで、具体的にどのメンテが大変で何の使い勝手が悪いのかを説明できません。
造作キッチンって構造もシンプルで、むしろメンテも楽なんですけどね。
自分が知らないもの、知識がないもの対して否定から入り、知ったかぶりをするというのはよくあることです。
分からないものは分からない、と潔く言える人のほうが信頼できると思います。
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