一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。
また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。
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先月このような記事を書きましたが
材木価格の上昇が止まりません。
シカゴ材木先物のチャートがこちら。
一目で材木が暴騰しているのがわかります。
ちょうど今から1年前はコロナパニックで264ドルでしたが、今は1,125ドル…
これはアメリカ市場の話ですが、アメリカから材木を輸入している日本はモロにこの影響を受けます。
そしてこのシカゴ材木先物と連動するのが住宅価格や株価。
ニューヨークダウが史上最高値を更新し続け、住宅価格も上昇。
元々住宅価格は上昇傾向でしたが、コロナ後に材木と一緒に急上昇。
では住宅着工件数も右肩上がりかなのでしょうか?
確かにコロナパニックからはV字回復してますが、歴史的な高水準というわけでもなさそうです。
ここまで材木価格が暴騰しているのは、中国での需要の高まりももちろん影響していると思いますが、結局はマネーゲームの影響なのでは?
長期にわたる世界的な金融緩和、アメリカはコロナの経済対策に200兆円。
若者の間ではロビンフッドというゲーム感覚で株を売買できるアプリが大流行。
これらの要因も材木価格暴騰に大きく影響していると思います。
ただ今後も上がりっぱなしということはないでしょう。
原油相場がいい例です。
近い将来、材木価格暴落なんてニュースも飛び込んでくるのでは。(希望)
とは言っても、今年は間違いなく住宅価格上がります…
無垢の建具なども値上げ通知来たので、自然素材系の住宅は特に影響大きいです。
新築注文住宅は100万単位の上昇も十分あり得ます。
今後の更なる上昇を見込んで早めに建てるか、材木価格が落ち着くのを待って建てるか、難しい判断ですね。
もしくは材木高騰の影響を受けにくい、中古住宅リノベも選択肢に入れるか…
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