最近見なくなりましたよね。
燃費を売りにした車のCM
数年前は各社こぞって燃費競争をしてましたが
今では全くと言っていいほど燃費を売りにしたCMを見なくなりました。
理由は色々あると思いますが
1番の理由は消費者が燃費を以前ほど重要視しなくなったということでしょう。
どんな車もある程度は燃費性能が向上しているので
リッターあたりの走行距離が1km増えようが車を購入する上での
判断材料にはならなくなっているのですね。
そして今現在、車のCMでよく目にするのは安全性能です。
自動ブレーキなどですね。
しかし、この安全性能ブームも必ずいつか下火になります。
この流れを見ていると住宅業界にも同じことが言えます。
今は空前の断熱性能を主とした省エネ住宅ブーム。
国主導で行っているのでさらにブームは加速しています。
住宅エコポイントもその一環ですね。
しかしこのブームも車の燃費ブーム同様に必ず終焉を迎えます。
このブームに乗っただけの「なんちゃってエコ住宅会社」には厳しい時代になるでしょう。
生き残るのは圧倒的な実力を兼ね備え
ブーム前から省エネに取り組んでいるような住宅会社だけです。
私はそんな住宅会社をいくつか知っていますが
「ああ、この会社にはこの分野では勝てないな・・・」と即降参です(笑)
以前にもLCCで参入で失敗したアメリカの航空会社の記事を書きましたが
大事なことは会社の信念を曲げずに一方向に進み続けることではないでしょうか。