「増税対策でプレミアム商品券を検討」

 

25,000円の商品券を20,000円で販売するとのことです(笑)

 

この前は住宅エコポイントを復活させるニュースがあったり、と

ほんとにもう笑うしかなくなってきました。

 

それなら増税やめればいいじゃん、という話は置いておいて

 

増税対策のやり方が汚いという話をしましょう。

 

 

この商品券もエコポイントも共通していることは

 

すぐに現金(ポイントなど)が手に入る

 

ということです。

 

例えば

「今すぐ1万円もらうか、それとも1年後に1万5000円もらうか」

こんな質問をすると多くの人が今すぐ1万円をもらうことを選ぶといいます。

 

冷静に考えれば1万円をもらうのを1年我慢するだけで1.5万円になるので

年利50%という超お得な話なのですが・・・

それだけ目の前に迫っている利益はおいしく見えるものなのです。

 

 

なので今回の商品券のプレミアムやエコポイントは

一部の人にとってはとても魅力的に見えてしまうのですね。

 

それに比べ2%の消費増税は大きな買い物(家や車など)を除けば

とても地味なものです。

 

しかし、1発限りの商品券に対して増税は永続的なので

必ずどこかで増税による負担のほうが逆転することは明白です。

 

 

このような「最初においしいエサを与える」やり方は色々な場面で見かけます。

 

「青汁、最初の1ヵ月無料!」

「化粧品、初めての方に無料プレゼント!」

 

携帯電話の学割もこの部類ですね。

学生のうち捕まえておけば社会人になっても継続して使ってくれる可能性が高いですから。

 

 

これらのやり方が全て汚いとは言いません。

ただ中には結果的に不利益を被る場合があるという話です。

 

なので最初においしい話が出てきたら軽く身構えましょう!