こんな記事がありました。

ヤマダ電機「業績低迷」の理由と、新戦略の落とし穴

当初は結構期待されいたんですよねアセアセ
住宅の省エネ化にとっては切っても切れない関係の「家電」を武器に
大手量販店のヤマダ電機が住宅業界に参入してきた、と。
 
 
家具メーカーやインテリアショップが住宅業界で成功している事例はよく見かけます。
「このソファーはリビングに合いますかねえ?」
「どしてもこのテーブルを使いたいんです!」
住宅会社がこのような相談を受けることはよくあります。
 
しかし
「洗濯機はやっぱりドラム式のほうがいいでしょうか?」
「最新の冷蔵庫ってどれくらい省エネなんですかね?」
このような質問をされることはほぼありません。
もちろん家電のサイズくらいは設計上重要なので話しますが。
 
「家具」「家電」はどちらも住宅には欠かせないものです。
 
しかしカテゴリーが明らかに異なるのです。
 
 
例えばラーメン屋さん
「麺」と「器」はどちらもラーメン屋には欠かせないものです。
製麺業者がラーメン屋を始めることはあるでしょう。
では器を作っている食器業者がラーメン屋を始めるでしょうか?
まずやらないですよね。
仮に始めたところで誰も興味を示さないでしょう。
 
ちょっと極端な例でした(笑)
 
 
人は専門家と呼ばれる人たちの意見を強く信じてしまう傾向があります。
健康食品に「医師監修」と書かれているだけで
とても効果のある健康食品のように思えてしまいます。
これを『専門性の優位性』と呼びます。
 
 
要するに「家電屋さんは住宅の専門家ではない」
とお客さんは潜在的に思っているのです。
住宅は特に高額な買い物です。なので特に専門家の意見を聞きたいのです。
 
 
 
 
とはいえ将来住宅がスマートハウス化することは確実でしょう。
 
ヤマダ電機の今後に注目していきますグラサン