先日のこと、新建ハウジングさんから取材を受け
数ページに渡り今月号で特集していただきました。
コンストナーとしてではなく、住宅会社のほうですが・・・
新建ハウジングはこの業界にいたらほとんどの方が知っているかと思いますが
一般の方がこの雑誌を手にすることはまずないでしょう。
では、せっかく数ページに渡って掲載されても
広告としての効果はないかと言うとそんなことはありません。
「業界紙に掲載された」という事実を
どのように広告として活かすが重要になってきます。
人間は、権力や影響力を持った人や媒体が発する発言や情報に
無意識的に従ってしまう習性があります。
人気モデルが雑誌やテレビで着た服は翌日にはすぐに売れ始めます。
その服自体のデザインの良し悪しには目もくれず…
テレビ番組で医者がバナナはダイエットに効果的!と言えば
翌日スーパーからバナナが消えます…
私たちは影響力や権威のある人が発する情報には何も疑いも持たずに
ついつい飛びついてしまうのです。
住宅会社のホームページを見ていると
「住宅雑誌に掲載されました!」というトピックをよく見かけます。
クリックすると住宅雑誌の掲載記事にジャンプします。
この場合、正確には
「掲載された」じゃなくて「お金を払って掲載してもらいました」
なんですけどさすがにそんな風には書けません。(笑)
もちろん「掲載された」と書くことは理にかなってます。
それだけで広告的な雰囲気がなくなり、
あたかも取材を受けて掲載されているように思えます。
売り込み感が強過ぎると人は警戒心を抱いてしまいますので。
広告を出す時は「第三者から評価されている」ということを
さり気なく伝えるようにしましょう。
もちろんその第三者は「権威」や「影響力」を持っている人が望ましいです。