コーチングのはなし。


今回はわたしがいつも、

自分にやっているセルフコーチング。


コーチングは一度受けてみると、

自分への向き合い方がわかるやつになるので

便利だとわたしは思ってる。


まぁ、人にもよるので

人とやったり、自分でやったりしていくと

違いも感じれて楽しいと思う。


コーチングの手法の中に

『トラウマセッション』というものがある。


人間生きていれば

そりゃもうたーくさんの思い込みがある。

(たぶん思ってる100万倍はある)


その思い込み

大体が小さな子供の頃にできて、

その後の成長段階で

ごりっごりに強化をしていく。


アナ雪で言うと、

できたばかり→オラフやスノーギース




大人になったら→マシュマロウ





一部では魂の記憶の時もあるので

(前世と呼ばれるもの)

そりゃもう生きてる分だけ存在してる指差し


カルマもこんな感じなんだろうなって思う。


このトラウマセッションとはなにか?


簡単に言うとね、

その思い込みができた瞬間に

意識を戻して、

もう一度その時をやり直しすること。


なんじゃそりゃってなるよね。

でもね、そもそも

人間の脳は主語も認識できないし、

場所や時間の概念も存在してないから、

実は簡単にできるのだ。


これについて冷静に考えてほしいんだけど、

わたしたちって子どもの頃は

今この瞬間しか認識できない。


だから、

後で食べようねとか

また今度会えるよって言うのが

幼い時はわからない。


でも、大人になると、

過去、現在、未来

存在していることがわかるようになる。


そうなってくると、

脳内ではこう言うことが起こる。


あー、昨日のカレー美味しかったなぁ。

あ、あとで歯医者に電話して、

でも、この間は痛かったよなぁ。


今この瞬間をそっちのけで、

過去や未来を行ったり来たり。


なんなら、アニメとかドラマは

仮想空間なわけ。


これってタイムワープや次元ワープを

脳内は受け入れてるってことなんだよね、

自然とさ。


これをもっと意識的に行って

自分を癒していくのがトラウマセッション。



さて、わたしの

セルフトラウマセッションの話。


わたしが今日やったのは、

ここ最近ずっとある恐怖について。


背中がゾクゾクしてて、

もういやだ!やりたくない!

もうこれ以上いやだーと泣く

ときどき車の中で爆発しては

泣いて叫んでいたものの、

一体何が起きているのか分からなかったやつ。


このゾクゾクする恐怖にフォーカスして、

瞑想状態から潜在意識に入っていくと

すんごい昔のはなしがでてきた。



自分に自信があって堂々としている

家族からも村人からと慕われている

村長の長男 げんたろうさん。

→これがわたし。


彼は自信を持って、

村を管理している組長的な人のところに

自分が考えた村の発展についての話をしにいき、

組長に気に入られて、何度か話をしに行っていた。


うまくいっていると喜んで家族に

報告していたのだが、

ある日、

村は皆殺しで家はすべて焼き払われた。


組長の命令で、長男をつれて帰ろうとしたが、

長男は気が狂ってもはや人間ではない。


煤と土で真っ黒に汚れた肌、

真っ白になった髪の毛とひげ。

下をずっと向いているから

目は血走って、腰はまがり、

土を食って生きていたがそのうち死んだ。


すべて、自分が悪い。

自分が思い込みで走ったから、

みんなの心配も聞かずに

自信満々で話に行ったから。


みんなを殺したのは自分だって思っていた。

自分が自分に自信なんか持って、

自己信頼ばかり強いバカだったばかりに、

みんなを殺してしまった。


これはもうそりゃ絶望感がすごくて、

泣きました、わたしも。


今回の登場人物は自分以外では


組長

両親

恋人


この4人と改めて話した後に、

自分自身と向き合っていく。


組長に言われる。


『村のためになんてうそだろ?

お前が目立ちたかった、

お前が自分の欲を満たしたかった。

ただそれだけだっていうのが

わかってたから俺はお前を選んだんだ。


同じだろ?』


にやぁーと笑う組長。


もう怒りと恐怖だった。

そんなことないって言いながら

涙がでる。

そんなことあるって

自分が1番知ってるんだよね。


褒めて欲しい

尊敬してほしい

やっぱりわたしは他とは違う


というのを証明したかった。


なんて恥ずかしくて、

なんて馬鹿らしいことを思っていたんだろ。

誰にも顔向けできやしない。


情けなくて、涙が止まらない。


次に進みたくないものの、

みんなに謝りたい気持ちがあったので、

両親、弟、恋人と話していくことする。


両親に話したらね、

『そんなこと知ってるよって、

 でもいいじゃないか。

 自信過剰じゃないよ、勇気があるだけだ。』


『どんなお前でも応援してんだから、

 泣くんじゃないよ』

と母に背中をたたかれる。


弟には

『兄さんがいってる意味はわかりませんが、

絶対に面白いことになるんだって楽しみで。』


『心配も嘆きもいりませんよ、

兄さんらしく堂々と生きてください。』


幼馴染の恋人には

『子供の頃から泣き虫なのは変わんないな、

 まったく。

 だから、わたしがもっと強ければ

 力になれたのにごめんね。

もっと強くなりたいと。』

ガチ泣きをする恋人に思わず笑う。

そこー?ってさ。

いやいや、げんたろうをせめていいところー!

なのに、だれもそんなこと思ってない。


村の人もみんな、

信頼して、誇ってくれて、信じてくれて、

弱いとこも強いとこも、

いいとこも、よくないとこも

全部ひっくるめて受け入れてくれてた。

ってことがわかって、

ギャンギャン泣いた。


自分を責めてるのは、

自分以外いなかった。


最後に当時のげんたろうさん。


大人の男が目をはらしてさ、

ギャンギャン泣いてるんのよ泣き笑い


泣き虫から、

こんなに村引っ張って、

でも、自信無くして、死んだ愛おしい子。


悲しい、さみしいも

もう言えなくて、

自分を責めまくっていた彼が

やっとみんなと一緒にいて、

やっと、自分自身も受け入れられた。


それ見たら、また泣いちゃって。


わたしは自分を信じて、

世界も信じて、

自信満々で生きていく。


そう決めて、

無条件の愛を自分にセットしてからの、

行動の約束をしてフィニッシュ!!


行動の約束は

わたしが将来やりたいと

ずっと言っていたことを

企画書に落とし込むこと。


自信ないからーとか言わずに、

次の離島の旅まで書き上げて印刷して、

離島旅であった人に話して回るぜ!



あぁー、つらかった。

そして、幸せ。