暑い!
梅雨入り前にこの暑さ、今年の夏はどうなることやら…
ご訪問頂いている皆様も体調管理にはお気を付け下さいm(_ _)m
暑いとクワガブも幼虫の生存率を高めるために温度管理が必要になってきますが、それだけではなくマットや菌糸の品質の維持のためにも室温25℃を超える辺りから温度管理が必須となってきます。
幼虫飼育をする時、大きな個体を羽化させるために皆さんは何に比重を置いて飼育されていますか?
もちろんどれか欠けてもダメなのですがその中での比重です。
具体的には温度、湿度、餌の質、飼育容器のキャパなど数え出せばキリがない幼虫飼育ですが何が大事なのでしょうか?
メタリフェルを例にとって進めていきたいと思います。
メタリフェルは体長が飼育下ではおよそ60mm~80mm台と比較的大きく羽化してきます。
先ず幼虫飼育する際に1番初めに考えないといけなのは飼育容器のキャパです。
当然のことですが容器以上のサイズは羽化しません。
ですので仮に90mmを羽化させたいのであれば90mm以上のキャパが必要です。
ただし真横に90mm以上は必要なく、斜めにして90mm以上あればOKです。
また幼虫は基本的に蛹室を作る過程で自分が成虫になった時の体長を加味した丁度良いサイズの蛹室を作ります。
中には体長以上の蛹室を作る幼虫もいますが大抵は蛹室を作る培地の状態が柔いため必要以上に押し固めていき、結果的に蛹室が広がりすぎることが原因です。
メタリフェルは顎の長さが自分の体長よりも長く超える種類です。
羽化する時にどの様にその長い顎を起こすのか興味がある方は下の動画をご覧下さい。
※上手く再生できない時はこちらから
メタリフェルの大きな成虫を羽化させるために単純に大きな飼育容器を選択しがちですが、キャパだけでは大きな成虫は得られません。
逆にキャパが広い分マットの質を均一に保つことが難しくなる事もあり、せっかく大きな容器を使用したにもかかわらず結果がイマイチという時はそちらが原因です。
メタリフェルの様に幼虫の最大体重が12~13g程度のクワガタなら容量で1000cc以下で事足ります。
実際に500ccで羽化させたメタリフェルを見てみましょう。
蛹室を作る時にも十分なサイズが確保されていますし、マットの質は幼虫が摂取している期間は十分に保証されている質の物を使用すれば全てにおいて無駄の無い容量だと個人的には思います。
それなら何ミリの成虫が羽化するの?とツッコミたくなりますよね?
上の画像の左の個体を計測してみましたので見てみましょう。
左の個体が下の2枚目画像では下の個体です。
羽化後間も無い個体ですので仮計測ですが89mmあります。
しっかり固まって計測すれば90mm以上あるかと思います。
この様にキャパとはなんぞや?と問いたくなりますが、マットの質+容量が最適なら幼虫はスクスクと育ち大きくなると言うことです。
じゃ!飼育期間がめちゃくちゃ長いのでは?と言われそうですが実は半年弱しかかかっていません。
当然半年弱ですので♀との羽化ズレもほぼありません。
ホソアカ飼育において♀との羽化ズレは累代時の致命的な結果につながりますので私が実践している飼育方法はサイズと累代飼育を両立させる方法としては画期的だと思います。
どうしたらそんなサイズを羽化させられますか?と質問されることが多いのですが、実に返答に困ることが多々あります。
何故ならある事を除いては何一つ難しいことはしていないからです。
温度管理は緩々ですし、マット交換も一回の1本孵しなので偉そうに説明出来ることもありません。
ただ唯一の違いはマットの質です。
何度も試行錯誤を繰り返し、ようやく今の飼育スタイルを確立することに貢献してくれている「イケイケマット」の存在です。
なので何処のメーカーのマットを使っていますか?と聞かれた時「自作です!」としか答えられませんので、決して意地悪で答えてはいないのでどうかご理解下さいm(_ _)m
また個人で1から作成していますので大量生産とは無縁の代物です。
近しい友人か、強烈なキクロフリークの方には少量お分けしていますが大々的に売ったり出来ませんので「巷では幻のキクロマット」などとチャカされています(笑)
コスパとか度返しで作ってますのでもっと良い飼育の方法があれば私が教えてほしいです(笑)
今日の格言
「飼育用品こそ妥協するべからず」
それではまたm(_ _)m
梅雨入り前にこの暑さ、今年の夏はどうなることやら…
ご訪問頂いている皆様も体調管理にはお気を付け下さいm(_ _)m
暑いとクワガブも幼虫の生存率を高めるために温度管理が必要になってきますが、それだけではなくマットや菌糸の品質の維持のためにも室温25℃を超える辺りから温度管理が必須となってきます。
幼虫飼育をする時、大きな個体を羽化させるために皆さんは何に比重を置いて飼育されていますか?
もちろんどれか欠けてもダメなのですがその中での比重です。
具体的には温度、湿度、餌の質、飼育容器のキャパなど数え出せばキリがない幼虫飼育ですが何が大事なのでしょうか?
メタリフェルを例にとって進めていきたいと思います。
メタリフェルは体長が飼育下ではおよそ60mm~80mm台と比較的大きく羽化してきます。
先ず幼虫飼育する際に1番初めに考えないといけなのは飼育容器のキャパです。
当然のことですが容器以上のサイズは羽化しません。
ですので仮に90mmを羽化させたいのであれば90mm以上のキャパが必要です。
ただし真横に90mm以上は必要なく、斜めにして90mm以上あればOKです。
また幼虫は基本的に蛹室を作る過程で自分が成虫になった時の体長を加味した丁度良いサイズの蛹室を作ります。
中には体長以上の蛹室を作る幼虫もいますが大抵は蛹室を作る培地の状態が柔いため必要以上に押し固めていき、結果的に蛹室が広がりすぎることが原因です。
メタリフェルは顎の長さが自分の体長よりも長く超える種類です。
羽化する時にどの様にその長い顎を起こすのか興味がある方は下の動画をご覧下さい。
※上手く再生できない時はこちらから
メタリフェルの大きな成虫を羽化させるために単純に大きな飼育容器を選択しがちですが、キャパだけでは大きな成虫は得られません。
逆にキャパが広い分マットの質を均一に保つことが難しくなる事もあり、せっかく大きな容器を使用したにもかかわらず結果がイマイチという時はそちらが原因です。
メタリフェルの様に幼虫の最大体重が12~13g程度のクワガタなら容量で1000cc以下で事足ります。
実際に500ccで羽化させたメタリフェルを見てみましょう。
蛹室を作る時にも十分なサイズが確保されていますし、マットの質は幼虫が摂取している期間は十分に保証されている質の物を使用すれば全てにおいて無駄の無い容量だと個人的には思います。
それなら何ミリの成虫が羽化するの?とツッコミたくなりますよね?
上の画像の左の個体を計測してみましたので見てみましょう。
左の個体が下の2枚目画像では下の個体です。
羽化後間も無い個体ですので仮計測ですが89mmあります。
しっかり固まって計測すれば90mm以上あるかと思います。
この様にキャパとはなんぞや?と問いたくなりますが、マットの質+容量が最適なら幼虫はスクスクと育ち大きくなると言うことです。
じゃ!飼育期間がめちゃくちゃ長いのでは?と言われそうですが実は半年弱しかかかっていません。
当然半年弱ですので♀との羽化ズレもほぼありません。
ホソアカ飼育において♀との羽化ズレは累代時の致命的な結果につながりますので私が実践している飼育方法はサイズと累代飼育を両立させる方法としては画期的だと思います。
どうしたらそんなサイズを羽化させられますか?と質問されることが多いのですが、実に返答に困ることが多々あります。
何故ならある事を除いては何一つ難しいことはしていないからです。
温度管理は緩々ですし、マット交換も一回の1本孵しなので偉そうに説明出来ることもありません。
ただ唯一の違いはマットの質です。
何度も試行錯誤を繰り返し、ようやく今の飼育スタイルを確立することに貢献してくれている「イケイケマット」の存在です。
なので何処のメーカーのマットを使っていますか?と聞かれた時「自作です!」としか答えられませんので、決して意地悪で答えてはいないのでどうかご理解下さいm(_ _)m
また個人で1から作成していますので大量生産とは無縁の代物です。
近しい友人か、強烈なキクロフリークの方には少量お分けしていますが大々的に売ったり出来ませんので「巷では幻のキクロマット」などとチャカされています(笑)
コスパとか度返しで作ってますのでもっと良い飼育の方法があれば私が教えてほしいです(笑)
今日の格言
「飼育用品こそ妥協するべからず」
それではまたm(_ _)m