スーパーダークグリーン系統のモンギローニ♀が続々と蛹化しましたのでそれに合わせて♂も数頭早期羽化狙いで管理していましたが最初の一頭がようやく蛹化してくれました。

色彩固定を優先して累代飼育していましたのでサイズを出せずにいましたが色も固定しましたので今回はサイズ優先の飼育に切り替えて飼育しています。

と言ってもモンギローニや近縁種のインペラトールはサイズUPさせることが簡単な種類ではないのでこの手の種で大型個体を連発出来る方はホソアカ飼育も極まっている方が多いと思います。

スーパーダークグリーンモンギの原点である種親を提供して頂いた98ガタさんこと兄やんはまさにモンギ飼育のスペシャリストです。

その兄やんに「たまにはモンギもブログに載っけてドキドキ?」と言われましたので蛹室のメンテも兼ねて露天堀した蛹を撮影してみました。


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蛹の♂親にあたるダークグリーンモンギローニ



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今回蛹化した第1号の♂モンギローニ蛹(予想羽化体長は70~75mm)






ホソアカはサイクルが早いので♀なら通常4~6ヶ月、早いと2ヶ月、♂なら6~8ヶ月、早いと4ヶ月と他のクワガタより圧倒的に早く羽化するのですが、早いと当然小さく羽化してしまい立派な♂を見ることが叶いませんので色々と工夫して飼育しています。


今回は早期狙いで飼育温度は高めに設定していたので先ず大歯型には期待していませんでしたが出てきた蛹は立派な大歯型でしたので少し得した気分になりました(笑)

幼虫飼育に使用したのは自作イケイケキクロマット改でしたがホソアカ飼育ではかなり優秀な成績をおさめており、高難易度のモンギローニ飼育で良い結果が得られたことは一つ自信につながります。

今回蛹化した♂は2015/9/下旬に孵化した幼虫ですので羽化までの期間は約半年となり、今後はイケイケマット+飼育温度の工夫でサイズUPが可能と思いますので楽しく飼育が継続できそうです(^ν^)

壁は厚いですがホソアカでもいつかギネスを獲得できたらなと思います。


最後に

モンギローニにと肩を並べてサイズを出すのが難しいアラガールホソアカクワガタですが、58.2mm~60mmで中歯型の♂が2頭羽化してきたのでワンペアをヤフオクに出品させて頂きました。

商品説明にはあえて記載しておりませんが58mmあれば大歯型で羽化出来るのですが中歯型と言うことはまだまだ成長の限界がきていないと思われます。

私がサイズを狙う時に種親を選ぶポイントは同サイズなら歯型の成長が悪い方を選ぶことです。

のびしろを残した親からは飼育方法の見直しで今まで次世代では良い結果を多数得られていますので今回はホソアカ好きの方にチャンスをおすそ分けのつもりで出品させて頂きました(^ν^)

宜しければ覗いて見て下さいm(_ _)m


http://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n168738142

http://page15.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/t467474258


今後は益々ホソアカ飼育が盛り上がることに期待していますV(^_^)V