記録的寒波から数日、ようやく日常の生活に戻りましたが県内では凍結による水道管の破裂で未だ断水している所もあり、不便な生活を余儀なくされている方達がいますので1日でも早い復旧を願うばかりです。

今日は以前オクでお取引させて頂いた方からアラガールの♀を譲ってほしいとご連絡頂きましたので羽化していたアラガール達を容器から取りだし、どの個体が良さげかチェックしています。

取りだした虫を眺めていると当たり前の生活をおくれる事が改めて有り難いことだと思いました。


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累代飼育用に♀の羽化に合わせて♂も数頭羽化させていましたが早期羽化でも顎は中歯とまずまずといった感じです。

今回羽化していた個体は2015年9月孵化組ですから約4ヶ月半での羽化となりますがアラガールも餌の工夫で短期間で中歯になることがコツとしてつかめてきました。

このコツには大型個体を得るための重要なヒントが凝縮されています。

画像の上から2番目の♂は53mmあります。


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同一孵化グループの雌雄羽化ズレ対策で得られる♂は現状このサイズが妥協点となりそうです。

私のやり方は飼育自体は驚くほど簡単ですので同じ様に飼育していただければ同じ様なサイズが羽化してくると思います。

ただし市販のマットでは4ヶ月半で羽化させるのに少し工夫がいるサイズでもあります。


書籍やネット検索しても難しいイメージが多いアラガール飼育ですが要点さえ押さえておけば羽化させることは難しくありません。

何かの縁で私とお取引する機会があれば尋ねてみて下さい。