新年明けましておめでとうございます。

2016年も宜しくお願い致しますm(_ _)m

新年一発目の記事は最近アクセス回数の多いインビタビリスツヤクワガタについて書いてみようと思います。

学名はOdontolabis  invitabilis  産地はインドネシア スマトラ島になります。

ツヤクワガタ属ですがツヤクワガタらしからぬ金属光沢のある小型のクワガタです。

♂は色彩が豊かで赤銅色や赤、緑など様々です。反面♀の色彩は単調であることがほとんどだと思います。

寿命について活動後♂は短命ですが♀は大変長命でした。

餌は昆虫ゼリーで問題ありませんが舐める程度で大食漢な虫ではありません。

成熟したペアは交尾欲が強く、同居させると数分から数十分で交尾してくれます。

交尾の時間は平均5分~10分で同居させていれば数回行います。

ペアリング後♀は直ちに産卵に入るケースがほとんどでしたので繁殖させる場合は事前に産卵セットを準備しておくと良いかと思います。

産卵は100%マット産みですので埋め込み用の材などは必要ありません。

産卵用のマットはツヤクワガタの産卵に準じたもので大丈夫ですが産むだけで羽化まではほぼいけませんので孵化後が1番最初の難関だと思います。

産卵数は比較的多いのですがこれも羽化率の悪さを反映したものかと考察しています。

インビタビリスについての飼育情報は今はほぼ皆無と言っても過言ではありませんが近い将来確実に飼育方法は確立されると思いますのでツヤクワガタファンの方はいつかインビタ飼育にチャレンジしてほしいと思います。


最後に

2016年1月5日現在、1匹しか国内で生存していないであろうインビタビリスツヤクワガタの大歯型の画像でお別れしたいと思います。


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