


目的地は沢が流れる高地の山です。
不思議とこのポイントには他の昆虫が少なく、何故かタマムシだけを良く見かけます。
タマムシは昼行性の昆虫ですので採集する時は早朝から正午にかけて採集に向かいます。
成虫は日中ケヤキやニレ等の周りを飛翔したり、それらの木の葉を食しています。
【画像1】
ポイントに行く途中の御神木
【画像2】
採取したヤマトタマムシ
【画像3】
初めて見たタマムシに興奮気味の愛娘のんちゃん
枝や葉に止まって休んでいるタマムシは警戒心が強くなかなかつかまえるのは難しいので、基本的には飛び回っているタマムシを網等で採取します。
色はとても美しく日本を代表する色虫です。
タマムシの鞘翅は死んでも色が変わらない事から装身具に加工されたりしていますが、その中で最も有名な物が法隆寺宝物「玉虫厨子」かと思います。
最近は少なくなった昆虫の一つですが今年もこのポイントでは多くのタマムシを確認出来ました。