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画像のミヤマは一部を除けばいわゆる完品です。


今日はサイズは関係ありません。


採集に行く時何に期待しますか?


目的は個々に違うと思いますが私は画像の様な個体を発見するとワクワクします。


完品なのですが右前脚の造りが左前脚に比べ短い事が画像からお分かりになるかと思います。


クワガタの脚の構造は基節(きせつ)転節(てんせつ)腿節(たいせつ)
脛節(けいせつ)フ節(ふせつ)に別れていますが、画像の個体は脛節とフ節が短いと言う個体です。


原因の一つとして考えられるのが幼虫時に右脚を欠損し、その後蛹化時に再生したと思われます。


再生したものの元の原型までは修復出来ずに画像の様な状態で羽化したのでしょう。


皆さんも採取した個体を良く観察すると他と違ったところがあるかも知れません。


採取した虫の観察も非常に楽しいものですので時間があれば是非観察してみて下さい^_^


ちょっとレアなミヤマでした♪