

孵化から3齢に加齢するスピードが早い国産カブトムシですが、連日の猛暑+多頭飼育の影響で成育はすこぶるいい状態です。
今年は赤黒の色彩遺伝をきちんと確認するために種親の選別から真面目に行いました。
赤、黒の種親から得た幼虫は別々に管理し、色彩+成長の記録を取りたいと思います。
画像1種親黒からの幼虫。
画像2種親赤からの幼虫。
ともに8月上旬孵化になります。
飼育数が多いため現段階の最大体重は記録しませんが、平均して20g前後に落ち着くと思われます。
野外飼育ですので今の体重なら11月上旬には♂で35g以上、45g未満まで増えてくれるでしょう。
成虫で80ミリ以上の作出を考えるなら11月下旬以降は15度を下回らない温度で飼育すると良いです。
15度以上で管理すると早期羽化になる可能性が大ですし、15度以下ですと休眠状態になり春先まで体重の増加は見込めません。
体長なんて気にならない方は冬場も野外で放置して下さい。
我が家では気温-3度でも野外より環境的には厳しい衣装ケースで元気に越冬しております。