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クワカブ採集がメインの私にはカナブンの存在感は薄い。


しかしクロカナブンの一瞬で視界に飛び込んでくるエナメルボディーは、私の視線を素通りさせなかった。


何十年ぶりだろうか?この漆黒に光るカナブンを見たのは…


本来発生数が少なく、発生時期も遅いクロカナブン。


今の時期に発見出来たのも珍しい事である。


クロカナブンはどちらかと言うとアオカナブンに近い近縁種である。


アオカナブンとカナブンの見分けがつかない人もいるようだが、カナブンは後脚基節が左右で少し離れていて、アオカナブンは左右の基節が接している。


十数年ぶりに見たクロカナブンは準絶滅危惧種だと記憶しているが、実物はやはりかなりのインパクトだった。