一生もんってある?! | プロデューサー マダムミチ のブログ

ファッション&メイクコンサルタントmichiです。


久しぶりに実家へ。

相変わらず、元気な両親。


父、「としお君」はこのブログでも何度も登場しているが

ここに登場すると、私のプライベートをよく知る知人たちだけが喜んでくれる。

きっと、私と似てるのかな・・


今は、来年3月のドラムの発表会に向けて猛特訓中。

毎日忙しそうな御年70歳。

(としお君の一日を知りたい方はこちら→☆☆☆


母は、相変わらず猛勉強中。(某大学の通信課通学中)

「毎日どのくらい勉強してるん?」

「起きてる間中してるよ」


すげぇ・・・


難しそうな化学のプリント見せられた。

ちんぷんかんぷん。



「これ着る?」

突然もって父が持ってきたブルゾン。




「Aquascutum」のスエードのブルゾン。


ずいぶん昔に買ったけど、今は体型が変わり似合わなくなったとのこと。

全く古さを感じないし、スエードも綺麗。


ファッションに「一生物」ってないって思っているけど

仕立ての良いシンプルな洋服などは、”一生もん”ってあるかもって思えた。


昔、ヒルズで仕事していた時、「20年履いてる」っていう

ブーツをはいたマダムにあったことがある。

きちんと手入れされたブーツを眺めながら

「次はこのブーツ、娘に譲るの」って

お話くださったことが衝撃的だったのを覚えている。


「ファストファッション」もいいけど

物にも愛情をもってきちんと接するのって

なんだか、気持ちいい。

それとともに歩んできた、その人の思い出や歴史、匂い

「人に歴史」を感じられるのもいい。



高価なものでなくとも

自分が「ずっと大事にしていきたい」って

感じられるものに出会っていきたい年代に

なってきたように思う。


物も、人も。


michi