図書館で何気なく手に取った本。
「ank」佐藤究。
江戸川乱歩賞授賞作家です。
近未来ものが最近好きなので、古都京都の近未来という設定が気になりました。
突如として人間同士が殺し合う暴動が起きる。
ウイルスでもなく、化学兵器でもなく、その原因は。
霊長類の進化を辿りながら、人間のDNAを解き明かそうという壮大なストーリーでした。
マジか?
な部分もありつつ、でも理系に興味のない私にも分かりやすく先が気になりながらの読書は久しぶり。
殺戮の部分は怖すぎて流し読みでしたが。
面白い!
来週京都に行くのが少し不安になったりして。
乱歩賞授賞作、「QJKJQ」もすかさず読み始めましたが、これまた猟奇殺人の場合が怖すぎ。
挫折しそうですが、結末が気になる。
人一倍怖がりの私にこんな思いをさせるなんて。
何なんだ、この作家。
すごい。