わかり始めた! 「明日を乱すこと」かぁ… ←w
My Revolution/渡辺美里
1986年1月22日リリース、4thシングル
(作詞/川村真澄 作曲/小室哲哉 編曲/大村雅朗)

【↓うぃきコピ】
オリコンチャート最高位1位(86年3月24日付)
44.2万枚を売り上げ、年間チャートは86年度5位。
TBS系『ザ・ベストテン』では初登場5位(2月27日放送分)
最高位は3位(3月13日~4月3日放映分・4週連続)
9週連続BEST10入り(4月24日付まで)
「年間ベストテン」では86年の5位となった。
本曲はTBS系テレビドラマ『セーラー服通り』
(86年1-3月放映、主演:石野陽子)の主題歌としてヒット。
『第28回日本レコード大賞』金賞を受賞し、作曲者の小室哲哉が
授賞式に出たところへ渡辺がお祝いに駆けつけたこともあった。
作曲を手がけた小室は、当時TM NETWORKとして既にデビューして
いたとはいえまだ無名に近く、この曲で作曲者として(大衆に)
認められたいという強い信念があり、曲が完成すると渡辺の待つ
スタジオに自ら足を運び、ピアノ演奏でメロディーを伝えたという。
同曲の特徴ともいえる転調は、曲の途中で三度も上がるという、
それまでの邦楽には珍しいもので、洋楽、特にモータウン系の
コード進行に近いといわれる。
そのメロディーを聴いた渡辺は「体中に電気が走るほど『凄い!』
と思った」といい、レコーディングエンジニアの伊東俊郎も思わず
「この曲いいね!」とトークバックしたという逸話が残っている。
小室はこの曲がコンペで選ばれた事を電話口で聞いた時の感覚は、
今でも忘れられないと語っている。
編曲は大村雅朗が担当した。
この曲の最も印象的とされるイントロのコードは大村のアイデアによるもので、同コーラスは渡辺がさりげなく口ずさんだ鼻歌から採用されたもので、大村がスタジオを後にしてからふと思いつきレコーディングして入れたと『月刊明星』のインタビューで語っている。
小室が原曲で指定した転調直前のコード進行「Ddim」は不安定な印象が残るため、大村がベースとなる音に四度上の音を加えた「Gsus4」というコードにアレンジしたことで曲調が明るくなり、リスナーに伝わりやすくなったといわれる。
作詞は川村真澄によるもので、渡辺美里本人と直接会話したときの印象から「ひとりでも強く自分でやっていける女の子という像が浮かんできた」「夜の街の中でひとりで走り抜けていくような、少し寂しさを背負った感じがした」とのイメージで作詞された。
後に渡辺は、この歌詞のイメージについて「クールな世界観で、今までにないタッチの詞世界」「『わかり始めた』って歌ってるんだけど、(歌詞の世界観が)全く分かってない」と歌詞の奥深さを語り、「歌い続けていく中で、その瞬間瞬間を突き動かしていく曲になっていった」と述べている。
仮タイトルは「m~3」だったが、プロデューサーの小坂洋二のアイデアにより、タイトルは「My Revolution」に決定した。
※この記事はプラウザの不具合により再編集しました※