さあ行くんだ、その顔を上げて! m9(`・ω・´)ビシッ
銀河鉄道999/ゴダイゴ
1979年7月1日リリース、11thシングル
(英語作詞/奈良橋陽子 日本語作詞/山川啓介
作曲/タケカワユキヒデ 編曲/ミッキー吉野)

【↓うぃきコピ】
オリコンチャート最高位2位
63.2万枚を売り上げ、年間チャートは79年度14位
TBS系『ザ・ベストテン』では初登場10位(7月26日放送分)
7週連続1位(8月23日~10月4日放送分まで)
15週連続BEST10入り(11月1日放送分まで)
「年間ベストテン」では79年の8位となった。
映画版『銀河鉄道999 (The Galaxy Express 999) 』主題歌。
(TVスペシャル版においてもオープニング曲として使用された)
当映画のプロデューサーの一人だった高見義雄は、東映アニメーションが初めて手がける自主制作映画であり、TVアニメとはまったく別の新しい作品であるこの映画の主題歌をゴダイゴに依頼するべきかどうかを、実際にコンサートへ足を運び、子供から大人まで集まる彼らのライヴの熱気を肌で感じ取り、「主題歌はゴダイゴしかない」と確信したという。
英語作詞担当の奈良橋は、999号が飛んでいくような明るい感じにしようと、タケカワと打ち合わせをしていたという。
そして受験戦争という過酷な状況でノイローゼになり、下ばっかり向いている子どもたちに向かって、日本だけでなく世界に向かって生きていこうという意味を込めて詞を書き、サビの部分で繰り返される「journey」の英単語が飛び立つイメージを表現しているという。
作曲担当のタケカワは、それまでロックやホップを使ったアニメソングがなかったため「ここでその常識を変えるんだ」とやる気満々だったという。
最初のフレーズで音がどんどん高くなっていくところが、999号が飛び立つシーンを表現できているという。
また口に出さないにも関わらず、良いと思った曲は絶対に良い曲であると豪語し、最初のフレーズを作った時には、既に良い曲になると確信していたという。
そして今でも、歌うと皆が喜んでくれるこの曲はただのヒット曲ではなく、皆の心の中に未だに銀河鉄道999は走り続けているのだと感じているという。
編曲担当のミッキーは、タケカワが一夜漬けで完成させたデモテープを聴き、最初はスローのバラードだった曲を、蒸気機関車が力強く走るようなアップテンポにしたという。
日本語作詞担当の山川は、ミッキーのスピード感のあるアレンジのおかげで、多少情緒的な詞でもベタベタしないだろうと思ったという。
特に二番の歌詞において、短い人生の猶予期間において、そのまま安定した人生を送るのも構わないが、もしかしたら君にしかできないことがあるかもしれない、それは大変なことかもしれないが、挑戦する価値があるのではないかという意味を込めて詞を書いたという。
またサビの部分を英語のまま残すことについても大賛成であったという。
作者の松本零士は、クラシック指向であることから、ゴダイゴの主題歌に当初は違和感を感じていたものの、メーテルと鉄郎が別れるラストシーンにおいて、希望に満ちたこの主題歌が流れることによって、鉄郎は大丈夫だということを感じ、彼の未来を案ずることがなくなったという。
そのようなことができる音楽家を「自分たちとは別世界にいるマジシャン」と評した。
また当初、ゴダイゴの主題歌をオーケストラと合わせられないかと考えていたという。
※コチラ↓もどうぞ。79年はヒット連発で、
まさにゴダイゴ大ブレイクの1年でした。 ←建武の新政w
7th「ガンダーラ」(♪1978/82.1万枚/79年度6位)
8th「モンキー・マジック」(♪1979/56.5万枚/同17位)
9th「ビューティフル・ネーム」(♪1979/52.8万枚/同19位)