8月8日…「♪8時~8時~8時~8時~8時~8時… はっぷん!」
勝手にしやがれ/沢田研二
1977年5月21日リリース、19thシングル
(作詞/阿久悠 作曲/大野克夫 編曲/船山基紀)

【↓うぃきコピ】
オリコンチャート初登場25位、4週目で1位を獲得(6月20日付)。
ジュリー4作目のオリコン1位獲得曲となった。
しかし翌週には、ピンクレディー4th「渚のシンドバッド」に1位を奪われ
3週間2位に沈んだのち、再び1位を奪還して雪辱を晴らす。
人気絶頂だったピンクレディーを抑え、
4週連続で1位の座を守った(7月18日付~8月8日)
74.7万枚を売り上げ、年間チャートは77年度4位。
「時の過ぎゆくままに」(♪1975/79.1万枚)に次ぐ
ジュリー2番目の売上を記録する楽曲となった。
タイトル元は、1959年に公開されたフランス映画の
『勝手にしやがれ』から。
タイトルだけでなく、歌詞の内容もそれにちなんだ
(映画の内容と関連はない)ものになっている。
年末の賞レースでも数々の大賞を独占し、
ジュリーの代表曲となった。
『第19回日本レコード大賞』『第8回日本歌謡大賞』
『第10回日本有線大賞』ではすべて大賞を、
『第3回あなたが選ぶ全日本歌謡音楽祭』では
ゴールデングランプリを受賞した。
『第6回東京音楽祭・国内大会』でもゴールデンカナリー賞を
受賞し、同賞の世界大会でも銀賞を受賞した。
テレビ番組で同曲を歌う際は、クリーム色のスリーピースで
歌いながら帽子を投げるパフォーマンスを行った。
『第28回NHK紅白歌合戦』にも出場した。
その際の衣装は黒いシルクハットと皮のパンツ、
剃刀のピアスに手錠というパンクファッションで登場。
さらに、右手にステッキを持ちながら歌った。
間奏中にジャケットを脱ぎ捨てようとしたところ、
左手の手錠に引っかかり脱げないというハプニングもあったが、
とっさの機転でジャケットを左肩にかけ、歌いながら脱ぎ捨てて
生放送中のピンチを切り抜けた。
当時人気のあったTV番組『8時だョ!全員集合』では、
志村けんにより本作の「勝手に」と、
ピンク・レディーの「渚のシンドバッド」から半分ずつタイトルを
とった「勝手にシンドバッド」というコメディーが演じられた。
翌78年デビューのサザンオールスターズ「勝手にシンドバッド」は
上記のコメディーから拝借したものである。
※コチラもどうぞ↓
23rd「ダーリング」(♪1978)、29th「TOKIO」(♪1980)