受験生たるもの、猛暑であろうが満員電車であろうが、
どんなときも平常心を保っていたいものである… (。-人-。)
どんなときも。/槇原敬之
1991年6月10日リリース、3rdシングル
(作詞・作曲・編曲/槇原敬之)

【↓うぃきコピ】
槇原敬之の代表曲の1つであり、自身の最大のヒット曲。
91年公開の映画『就職戦線異状なし』主題歌であり、
この曲によって槇原の名が広く知られることとなった。
3作目のシングルにして、初のオリコンチャート100位入り。
4週目でTOP20入り(91年7月8日付・13位)、
5週目でTOP10入り(7月15日付・4位)を果たし、
7週目で1位を獲得した(7月29日付)。
しかしその翌週以降はCHAGE & ASKAの『SAY YES』に阻まれ、
「7週連続2位」という珍記録を樹立した(9月16日付まで)
9月23日付チャートではSMAPとXの新曲に押されて
4位に沈むものの、9月30日付チャートから再び3週連続2位となる。
(この際も1位は『SAY YES』だった)
14週目で初のミリオンを達成(10月14日付)し、
10月28日付チャートまで、16週連続TOP10入りとなった。
116.4万枚を売り上げ、年間チャートは91年度4位。
翌92年度も、週間チャート下位で少しずつ売上を重ね、
50.6万枚の売り上げで92年度38位と、
2年にまたがり年間チャート入りとなった。
歴代チャートは48位(167.0万枚)となっている。
同曲を作るきっかけとなったのは、槇原がある音楽関係者から
「今、織田裕二主演の映画の主題歌を募集しているから
槇原君も送ってみれば?」と勧められたことによる。
その時にふと頭に浮かんだフレーズが『どんなときも』だった。
槇原本人は当初、あまりに単純でストレートなフレーズに
「捻りがない」と思い、他の語彙やフレーズを模索したが
しっくりこなかったことに加え、この『どんなときも』という
フレーズが脳裏から離れなかった。
直感を信じて楽曲を制作して応募すると、主題歌に選ばれた。
歌詞の中に出てくる「古ぼけた教室」とは、槇原の母校・
大阪府立春日丘高校の木造校舎だった時代の情景を指した詞だと、
後にインタビューで語っている。
92年には、選抜高等学校野球大会の入場行進曲に採用された。
また後にケンタッキーフライドチキンのCMソングにもなった。
99年の不祥事(覚せい剤所持・現行犯逮捕、懲役1年6月・
執行猶予3年)以降、槇原は暫く音楽活動を自粛しメディアへの
露出が激減していたが、2003年に『世界に一つだけの花』を
SMAPのシングル曲に提供した影響で、槇原の楽曲が再び注目され、
本曲も再び売り上げが伸びた。
07年にはニューバージョンがNTT東日本のCMソングとなった。
(このニューバージョンは、同年8月15日に発売されたシングル
「GREEN DAYS」のカップリング曲として収録されている)
※こちらもどうぞ →5th「もう恋なんてしない」(♪1992)