第2回の話し合い、しました。

 

借地借家法第二十六条・第二十八条に違反しているのは向こうなのに、やはりノウハウがある分、向こうのペースで話し合いは進みます。

 

2~3月に立ち退き要請が出ていることを知っていた他の住人同様、転居にかかる費用は出す(前家賃以外)。

お礼金(迷惑料)として、8月末で明渡す場合、某金額を出す。

そこから明渡しが1ヶ月遅れる毎に、きまった額の減額をしていく。

転居後の家賃が上がった場合の差額は支払わない。

明渡しまでの家賃減額はしない。

 

…。

 

私が借地借家法違反して、許してもらってるようなこの感じ、何?

 

家賃が上がった場合の差額を支払わない理由。

「どすコさんが引っ越し先として100万円の家賃のところに決めて、差額払ってって言われても、払えませんのでね。」

 

これを聞いたときに、私が非常識な人間であり、信用できない人間であると言われてるように感じました。

(払いたくないから言ってるってのもあるでしょうが、↑こう言われているも同然です。)

 

「今のアパートに住み続けていれば発生しなかったお金が転居によって発生するので、差額を払えないというのは納得できません。」

と言ったときの、ほんの一瞬の「なにぃ!?」という表情への変化…結構長い間、忘れないと思います。

人間、お金が絡むとほんとに恐ろしい…。

 

差額支払い期間が終わった後に、私自身が払えないところに住むつもりはないこと、同等の広さ、同等の家賃、同等の駅からの徒歩時間の物件の紹介を転居の条件にしていること、今より上がっても5,000円(共益費込)までの中での紹介をお願いしたい旨を話し、2年分のみ差額を支払っていただく了承を得ました。

 

ちなみに、ある弁護士さんからは、12年も住んでいたアパートを出なければいけないという状況に立たされているわけで、2年分では少ないと言われました。

 

メールでの無料相談もしました。

ネットで発見したときから、かなり借主側に立ってくれてるなぁと思っていたのですが、初めて、私の心境なども推察した上で、借地借家法とご自身の経験に基づいて返信してくださった方のように思います。

なんか涙出そうでした。

 

本当は、SEとA不動産に、メールにて質問をいくつかしようと思っていました。

 

◆2月末~3月頭に挨拶回りをしたときに、書面をポストに入れたって言ってたけど、もらったフォーマット書面には、上部には3月23日にSEからA不動産にFAXした証拠のTTI印字があるんで、時系列に疑問がありまして…私のポストに入れた正確な日付を教えてほしいということ。

 

◆ポスティングの人がポストから抜くときがあるという認識がありながら、直接手渡しや、簡易書留など、確実に私に渡る方法を取らなかった理由。

 

◆挨拶回りでポストに入れたという書面には、同封の紙に、打ち合わせの希望日を書いて、返信用封筒で返信してくれと記載があるけど、住人の中で、唯一不在だった私から返信が届いていないことをどう認識していたのか、また私から返信がないことを、大家・A不動産・SEの間で情報共有できていたのか。

 

◆建物の診断報告書を読むと、擁壁の破損以外、取り壊しに相当する理由が確認できなかったけど、擁壁の補修や造り直しをせず、取り壊しを決めた理由。

 

◆迷惑料の額の根拠と、1ヶ月明渡しが遅れる毎に決まった額が減額する根拠。

 

◆借地借家法に違反している側から、違反していない側に謝罪の言葉が一切ない理由(このメール送信後の謝罪は一切不要)。

 

みたいな、もっと丁寧で硬い文章のメールで、もう送信するだけになってたんですが、下手に動くより、この方にお願いしようかな…とも思っています。

 

まぁ…質問に対する、ある程度の本音はわかってますが。

どんくらい取り繕ってくるのかも楽しみでしたが(笑)。

 

でも、自分で交渉して例えば迷惑料だけで10万で、間に入っていただいて15万だとしたら、この方にお願いして、15万から費用をお支払いしたほうがいいって思ったりしています。

 

一切払わないっていう大家も多い中、そうは言われていないんで、まだ良心的なほうだとは思っていますが、どうしても借地借家法に違反している側が、知識とノウハウがあるだけで、痛みなく、やったーーー、住人全員出ていってくれたーーー!!!に、私自身が甘んじるのがイヤなのです。

 

自分たちがどれだけ迷惑かかることをしたのか、それで謝罪をしていないのか。

借地借家法の第二十六条、第二十八条に違反をしたという自覚を持つこと、それらを反省して、今後どう改善していくのか。

お金より、これらを突き付けてやりたいというのが、本音です。

 

自覚していない、していても知らんぷりしている場合、やっぱりお金がいちばん痛いんではないだろうか、と。

本当は、信用されないことがいちばん痛いを思ってほしいのですが、今までの経緯を考えると、ムリなようです。

(実際、私がSEもA不動産も信用できてないし)

じゃなかったら、いちばん最初に顔を合わせたときに、謝罪の言葉があるはずです。

 

話し合いで、とりあえず冷静に向こうの出方をみようと思って見ていると、知識・ノウハウ的にも私が完全に不利な中、向こうが向こうの望むほうに私を動かそうとしているのはすごく感じるんですね。

感情的になっちゃいかんと思って、最低限の言いたいことだけ言って、あとは持ち帰りますって言って、その場では抑えてたんですが。

2回目の話し合いは、具体的な金額が出たので、だんだん正体を現してきましたね…って感じでした。

だから、怒りのあまり、ここ数日、夜ちゃんと眠れず…。

 

こんなになるより、お願いしたほうがいいかもっていう…。

 

 

もー、借地借家法違反も、罰金を科すとか、そういう刑罰があってほしい!!!

そういう違反をした不動産業者は、運転免許みたいに切符切られるみたいなものを科して、そういうことをした業者だっていうのが、素人にもちゃんとわかるようにしてほしい(免許番号ならぬ違反番号みたいなの作って)!!!

 

 

近日中に、お願いするか判断します。

今は、限りなくお願いする方向で考えています。

 

っつーか、夏期休暇で実家に帰省しなきゃなのだが(笑)。

最終的に、転居するハメになるのは理解してるんで、一応、母親の印鑑証明、もらっておこう…。