昨日は、王子というところで初めて下車しました。
『北区○か○うへい劇団』という、有名な劇団の番外公演に、
何度かいっしょにやった、K下（女性）が出ていたもんで、
舞監のSっちゃんと行ってきたワケです。
料金、１０００円。
やすっ！！！
今回の演出は、○かさんじゃないんですが、
もちろん作家は○かさんなワケで、
ワタクシ、実は初めて『○か作品』を拝見しまして。
なんつーか、かなり昭和な匂いがしまして、
勉強不足だったもんで、予想外にアングラでした(笑)。
普通のテイストが勢いでゴリゴリ押してくる感じの芝居だと思ってました。
もちろん、唐組、月蝕歌劇団、新宿梁山泊、流山児事務所みたいな、
もろアングラ！ではないんですが、
音の使い方や、役者の声の張り方、セリフの言い回し方、
最初はワケがわからない感じも、アングラじゃん！と(笑)。
でも、観ているうちに、だんだんいろんなことが見えてきまして。
私は、アングラなら、ドアングラ、
普通に芝居するなら、きちんと普通に芝居するっていう、
ハッキリしたものがすきなんですが、
割り切れて観れた感じ。
そして、割り切れて観れた＝面白かったです。
さすが『○か作品』なんで、テーマが深いんですわ。
ちょっと残念だったのは、
台詞が、かなり早口でたたみかけてくるのと、
相手との距離に関係なく、かなり声を張り上げるので、
聞き取りづらい箇所がいくつかあったところ、ですかね。
K下は、ヒロインを演じていました。
ものすごくキレイでカッコよかったです(笑)。
元々、すごい美人さんなんですけどね。
普段はヘタレですが、すっごくマジメなコです(笑)。
最初に一緒にやったときは、その劇団の演出に、これでもかと言うくらい、
コテンパンにやられてたんですが、さすがだな、と。
さすが、『北区○か○うへい劇団』の役者だな、と。
三本立ての公演なので、今日のマチネ（昼公演）で、
K下の出る芝居は千秋楽。
あのままのK下で、突っ走ってほしいです☆
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で。
夜中、幕内全取組を観たんですが…。
把瑠都と稀勢の里。
稀勢の里、悔しかっただろうなぁ…。
花道を引き上げてから、本当に、心の底から悔しそうでした。
多分、悔しいどころの気持ちじゃなかったでしょうね。
ちゃんと勝負して負けたのなら、絶対にあんな表情をする
お相撲さんじゃないです。
勝っても、負けても、ちゃんと勝負をしたかったんだと思います。
ライバルって言われたりもしてましたし、
先を越されたっても言われてましたし、
もしかしたら、今場所いちばんくらいの勢いで、
気持ちが入ってたんじゃないかと思います。
なのに…というか、把瑠都的には、「だから」なんでしょうけど、
変化。
土俵上での稀勢の里が、怖く見えたんじゃないでしょうか。
かなりガッカリというか、怒りまで込み上げてくるくらい…。
実際ひとりで怒ってましたが(笑)。
そしてその後、呆れてしまいました。
決まり手に変化って入れてくださいよ、ホントに。
あんなの叩き込みじゃないですよ。
実は、叩き込みって決まり手も、すきな決まり手ではないんですが、
流れでそうなった場合の『叩き込み』に失礼です。
実はケガをしていたとか、これで負け越しになってしまうとか、
落ちてしまうとか、逆に勝ち越しがかかっているとか、
相手に対して、かなりの小兵であるとか、そういう場合の変化だったら、
納得できるんですけどね。
昨日の把瑠都に関しては、どれにも当てはまっていません。
よく変化を喰うほうも悪いとか言われたりもしますが、
こういう場合の変化でも、そうなんですかねぇ…。
私にはわかりません。
ここまで書いておいてなんですが、把瑠都っていうお相撲さんが
嫌いじゃないんです。
愛嬌ありますし、人気があるのもうなづけます。
内容のいい相撲が、少しずつ増えてきたのもわかってるつもりですが、
昨日みたいな一番は、悪い意味で、忘れられませんね。
実際、日馬富士が稀勢の里に変化して勝ったときの取組も、
その後の日馬富士のコメントも、忘れてはいないんで。
（日馬富士も嫌いじゃないですが）
昨日の取組も、そうなるでしょうね。
…このときも稀勢の里だったんですよね…。
勝負っていうのは、相手があることです。
特に相撲は、神事でもあります。
稀勢の里にあんな表情させてるようじゃ、ダメなんです。
そして、お金を払って観に来ている、観客がいるんです。
国技館のお客さんも、ほとんどの方が、ガッカリしたはずです。
実際、把瑠都本人も、気持ちよく勝てていないでしょう。
北太樹もほんのり変化気味でしたが、勝ち越しかかってたし、
その後ちゃんと相撲というものを取っていたし、敗れたので、
よしとします(笑)。
ホントは他にも書きたい取組はいっぱいあったんですが、
把瑠都と稀勢の里の取組で、忘れてしまいました(笑)。
今日以降は、さすが！と思う内容の相撲だけを取ってほしい
新大関の把瑠都です。