今日、2回目の通しを観ました。


1回目、仕事モードのときの初見は、構えてしまったり、

アラ探しをしてしまったりと、いつも素直に観れず…。

1度観ると、多少の余裕ができて素直になれるので、

今日は素直に観れました(笑)。


なんだか思ったよりいい作品になるのではないかと。

多分、小屋に入ったら、ぐぃーんといいものになりますね。

まぁ大体どこでもそうなんですが、今回いろいろと面白いシカケも

あったりするもので。

できればお客で観たかった作品かもしれません(笑)。


台本がね、ちょっと面白いんですわ。

視点というか、何というか。

言葉遊び的な要素があったり、

これがこれにつながってて…みたいなパズル的な要素があったり、

人間だったり、社会だったり、自然だったり、いろんなものが

うまく表現されてるなぁと。

うまく書けないんですが。

そういう台本の面白さが、台本を読んでいないお客さんに、

ちゃんと伝わるといいなぁと思うワケです。


なので、まずは、カツゼツというか、台本を読んでいないお客さんが、

ちゃんと何を言っているのか聞き取れること。

これは2回の通しを観て、男性陣にがんばってほしいと思ったかな。

ちょっと聞き取りづらいところがあったりしたんで。

普通の日常生活のような会話劇ともちょっと違うので、お客さんが

聞き取りづらかったところを、多分こうだろうと想像しづらいんで。

だからこそ、言葉をきちんと伝えることは普通の芝居より大事だと思うんで。


で。

違うかもしれませんが、なんとなく、アングラっぽい感じもします。

もし主宰兼作家兼役者のFさんが、アングラ嫌いだったら

こう感じてることにごめんなさいですが。

去年やった、状況劇場出身の方が主宰兼作家兼役者の劇団の芝居に

空気感がちょこっとだけ似てるんです。

いわゆる、というアングラではなくて、ちょっとだけ香る程度。

音の使い方は、かなり去年のその劇団の使い方に似ています。


で。

私はこれから音源を作るので、仕事に戻ります。



で。

全く関係ないですが、中川昭一氏、ちょっとショックでした。

もうろう記者会見で、あーぁ…やっちゃった…と思いましたが、

実は結構すきな方だったんで。

お父さんの中川一郎氏の記憶もはっきりある世代としては、

なんだか親子で、残念な死に方です。

ちなみに私は個人的に、お父さんの中川一郎氏に関しては、

普通の自殺とは、全く思っていませんが。