27日、大相撲秋場所千秋楽をもちまして、

私の国技館バイトも千秋楽でした。


今日は、業務に関してのお話。


今回、消毒隊ということで、手の消毒をお願いしておりました手


困ることその1。

声が嗄れる。

ピーク時には、息つくヒマもないくらいの状況。

ずーっと声出しっぱなしです。

ナニゲに地声が大きくなく、低く、通らない私は、

ちょいと嗄らしてしまいました(笑)。

まぁ、業務中はどうにか無事だったのが救い。

のど飴あめちゃん。をポッケにしのばせていても、口に入れる時間も

ないくらいでして、休憩時間に舐めまくり(笑)。

地声より高いトーンで出すと、多少ラクに出ます。


困ることその2。

酸欠になる。

ピーク時は、結構な声を出すんですね。

お客様のわいわい声(そりゃそうなりますとも)と、

となりでは、うちわ配布係の声、そして、ちょっと遠くですが、

メガホンマイクでお客様の振り分けの声(お茶屋さん=相撲案内所

を通してチケットをご購入された方とそうじゃない方は入り口が違うので

その振り分けするためにメガホンマイクで案内しております)、

それに負けじと出すんですが、マスクしてるもんで、

思いっきり息が吸えないんですね(笑)。

私のめまい症と頭痛は、酸欠によるものと思われます。


困ることその3。

足裏と腰が悲惨。

毎日、足裏にシップ。

腰は、今始まったことじゃないんで、千秋楽後までほったらかし(笑)。

シップには金使います金欠(笑)。


困ることその4。

お相撲が観れない。

これは、お相撲ファンには、正直、キツイっす。

「相撲を観に来ているわけじゃないんですから、

業務が終わったら帰ってください。」

と、派遣元に言われまして。

まぁ、その通りなんですが(笑)。

バイト仲間の中には、実はお相撲に全く興味がないとか、

知らない方も実は多いんですが、そのほうがいいと思います(笑)。


困ることその5。

消毒してくれないお客様がいる。

まぁ、業務的というと、これがいちばん困りました。

何でしてくれないんだろう?

自分の手がキレイ!って思ってんのかなぁ?

中には「あー、よかった!ありがとうございます!」

って言ってくださる方もいるんですが…。

たとえば、肌に関するちゃんとした理由がある方なら、

その理由を言ってくださる方も多いんです。

でも、絶対この人、面倒なだけでしょ…と思われる方が、

声をかけても、無視!状態で、消毒隊の前を通りすぎていったり

するワケです…。

消毒するのが親方や警備の男性だったら、やるんでしょうね

と正直思います。

夏巡業で、新型インフルエンザが蔓延(?)してしまったの、

知らないんでしょうか…?

ニュースであんなにやってたのに。

ナニゲに、年配の方が多いです…。

若い方は、肌に関する理由がない限り、ほぼ消毒してくださいます。

確かに、どれだけ効果があるの?と訊かれたら、わかりません。

でも、全く何もしないより、殺菌成分が入っているのは確かなので、

石鹸で洗うのとは違うはず。

お願いしていることは、理由があってお願いしているワケで、

ちゃんとした理由がない限り、やっていただきたい!!!

というのが本音です。



ステキなことその1。

子供っちのおてて。

小さいおててを消毒のために出してくれるんです!

もー、あのおててがヤバい!!!

かわいい!!!

にぎにぎしたくなります(笑)。


ステキなことその2。

気遣ってくださるお客様がいる。

「大変だねぇ、ご苦労さまだね。」

「消毒してくれるの?あらよかった。ありがとうね。」

と声をかけてくださる方(これまた年配の方に多いです)も

いらっしゃいまして。

うちわ配布係と違って、「ありがとう」と言われない仕事だったので、

とってもうれしかったです。

(とは言え、うちわ配布係も、うちわがいらないお客様から、

うちわが飛んでしまうくらい強く振り払われたり、

「いらねぇよ!」「いらないっ!」と強い言い方で言われたり、

実は大変な仕事でした)

気遣いの言葉をかけてくださる方は、国技館にいないときも、

きっとこういう方なんだろうなぁと思います。

私は、こういうお年寄りになりたいです。


ステキなことその3。

もぎりやってる親方が、話しかけてくれたりする。

もちろん、親方にもよるんですが。

でも、お話しができなかった親方でも、お客さんへの丁寧な説明や

気遣いや、とっても優しい面を自分のこの目で見れたりして、

これはねー、昔からのファンとしてはヤバいです(笑)。

正直、それを楽しみにやってたようなもんです…すみません。

この件に関しましては、また別途親方編でお送りします。



ってなワケで、業務編、お開きで(笑)。