小屋の下見、2件行ってきたワケなんですが。
音響としては、ちょい、びみょ~(笑)。
1件目。
劇場というより、展示をよくやってる場所のようでして、ホント、そういう雰囲気
の小屋。
普通、小劇場は、黒い幕を吊ったり、照明機材も音響機材も黒かったり、
暗転中の舞台セットの転換がある芝居も多いんで、それらがお客さん目線で
目立たないように、壁も天井も黒いんですが、ここは白いんです(笑)。
音響ブースはなく、劇場の入り口近くの上に、照明さんの卓だけが置いてある
狭いスペースがありまして、音響は、客席で…ってな感じになります。
回路的にも、電力的にも、やっぱり展示会用な感じ。
どう組むかから仕込み終了までが、結構大変だと思われます。
ここの劇団では、去年もお世話になったプランナーさんが今年も一緒で、
私は基本、仕込みとオペとバラシだけなんで、ある意味ラクなんですが。
でも、お客さん的には、キレイな小屋!って思っていただけるスペースです。
壁も天井も白いし(笑)。
だから、雰囲気が明るくて、キレイなんですよね。
楽屋が広いのと、受付から実際の客席に入るまでのスペース(普通の劇場なら、
ロビーに当たるところ)が広いので、スタッフ泣かせではありますが、
ナニゲに面白いスペースかも。
ちなみに、音響機材はいっぱいあります。
劇場さんもとってもいい方で(多分、息子さん)、おぼっちゃまなんだろうなぁ~
という雰囲気の方(笑)。
2件目。
ここは、普通の劇場なんですが、音響的には、ちょいと泣きたくなります(笑)。
Mix卓(ミキサー)の上にMDデッキやら、カセットデッキやら、CDデッキやら、
DVDデッキが棚で積み上げられているので、舞台を見るにも、目の前は機材…
ってな感じでして(笑)。
右か左に身体を倒さないと、舞台が見えません…。
そして、卓の前に行くにも、ちょいとばかり、おぉ危険だぜ!の感じ(笑)。
客席に落っこちないように、ちゃんと手すりにつかまらなきゃ(笑)。
高所恐怖症の方は、ちょっと大変かも(笑)。
スピーカーも、かなり小さいのが6発って状態で、BGMや効果音はいいとして、
暗転中の音量とか、大丈夫かなぁ…?とちょっと不安になりました。
劇場の広さに比べて、タッパ(高さ)がかなりあるもので。
まぁ、多分大丈夫だとは思うんですが…。
機材のすべてを調達して持ち込むにしても、音量の問題の場合、電力とか
いろいろあって、簡単にはいかない場合もありますんで。
ちなみに、サイズが、232(W)×154(H)×152(D)mmで、重さが2.1kgという
サイズ的にはコンパクトなスピーカー(笑)。
6発のうちの2発は役者モニター用になってるんですが、これはきっと
客席に向けて、お客様用兼モニター機能少々になりますね(笑)。
他の方は、ここ使うとき、どうしてるんだろう…?と思って、『-La Sens-』
という劇場の口コミサイトで調べてみましたが、照明さんしかコメントが
ありませんでした。残念。
とりあえず、とっても親切だった劇場さんとも相談しつつ、本番に備えます。
ちなみにここの小屋は、家から歩いて行けるのがいいですね(笑)。
徒歩、25分くらい。
本番期間中、運動できます(笑)。
ってなワケで、どうにか無事に下見、終えてきました(笑)。
とりあえず、2件目を先に使うので、それをまずどうするか考えよう。