最近、武将ブーム。


私は、武将と言われる人物の中では、

N○K大河ドラマ『おんな太閤記』の藤岡弘、のおかげで織田信長、

『独眼竜政宗』の渡辺謙のおかげで伊達政宗が大好きなんです(笑)。

どちらも、戦国時代あたりのひと。


でも…ナニゲにそれ以外に興味ある歴史上の人物。


平清盛。


武将とはちょっと違う方ですが。


京都の六波羅蜜寺の宝物館に、平清盛像があるんですが、

これを見たときから、かなり惹かれてまして。

実はこの平清盛像を見たとき、シルエットだけでものすごい衝撃で、

それ以来、ひとり旅で京都に行くときは、どこに行かなくてもまず、

六波羅蜜寺に行くくらいの私(ここ何年も行けてませんが…)。

住宅街にある小さなお寺ですが、かなりすごいお寺です。

ホームページを見ると、空也像のほうがメインになってますが、

(開創したのが空也なので、当たり前ですが)

私的には、その何十倍も、平清盛像のほうが、きましたね。

http://www.rokuhara.or.jp/


そして、平清盛と、因幡の白兎からすきだった大国主命のおかげで

興味を持った井沢元彦。

彼の『逆説の日本史』は、かなり面白いんですが、

それ以外に、最近買って読んだのが、これ。



どすこいトモコのつれづれなるままに…。


井沢元彦らしい視点、捉え方でつづられる日本史は、

個人的には、すとん!と自分の中におちてきます。


『逆説の日本史』を読むと、敵も多いだろうなぁと思われる井沢氏(笑)。

確かに、反論する方のものを見て、納得するところもあります。

でも、個人的にすきなんです、井沢元彦(笑)。

単純に読み物としても、すきなのかも。


『英傑の日本史』は、『逆説の…』より読みやすく書いてあります。

もし源平の世に興味がある方は読んでみてください。


後白河法皇と、そこで書かれている崇徳上皇も、かなりのおもしろ具合。

かなりゾクゾクします。

武士である頼朝や義経より、武士なのに…の平清盛、そして朝廷である

後白河法皇、崇徳上皇のあたりが、激烈に面白い!

(ちなみにナゾの多い、武蔵坊弁慶、私の地元の奥州藤原三代にも

興味津々です。笑)


戦国時代は、武士vs武士の戦い。

源平の時代は、武士vs朝廷の戦い、ときに天皇の世継ぎの争い。

私的には、源平のほうが興味が持てるようです。

武士同士より、すさまじい気がして。

だから、個人的に、源氏より、平氏のほうがすきだったりもします。


やっぱ、戦国時代でしょう☆という方は、

『英傑の日本史/信長・秀吉・家康編』をどうぞ。

(ちなみに、新撰組・幕末編もあります)