今日、yah○○ニュースに、高見山定年退職の記事が

載ってましたので、久々に心に残るシリーズ。


現役時代、知っております。

でも子供だった(はず…)ので、お相撲の見方もいい加減で、

とにかく愛嬌のある顔、オレンジ色のまわし、もみあげ、

ハスキーというか…なんとも言えない声、そしてとにかくでかい!

というのが印象に残ってます。


勝つときは豪快に、負けるときはコロン…的な印象も

残っておりますが、実際はどうだったことやら(笑)。

今の目線で、当時のお相撲を全部観たいもんです。

でも多分、コロン…といけるというのは、受身がしっかりしてる

ということだと思います。


「これは涙じゃない、目から出た汗だ」

昔は、笑って聞いてました。

今は、私の目から汗が出そうになります。


今、日本人力士を…という声をよく聞きます。

そういう気持ち、私も日本人なので、やっぱりあります。

でも、自分の生まれ育った国を離れて、異国で慣れない生活をする

ということがどういうことなのか…

外国で仕事して生活したことのない私には、想像もつきません。

海外から身ひとつで日本にきて、お相撲さんになってくれる彼らには、

やっぱり日本人としてお礼が言いたいし、頭が下がるのです。


去年、国技館でバイトをしたときに、木戸口に高見山が座って、

チケットのもぎりをしてらっしゃいました。

今でもダントツの、ものすっごい人気なんですよね。

現役時代、知らないよね?という若い人から、年配の方まで、

「親方ー!握手!」とか、

「親方ー!写真とってください!」とか、

「おやかたぁーーー!!!」とか(笑)、

高見山のところだけ、行列ができるんです。

それに、すべて笑顔で応えてらっしゃるんですよ。

私も、恥ずかしがりやっぽいお客様に、「あの方、どなたでしたっけ?」

と訊かれました(笑)。


もう定年退職なんだよなぁ。

自分も歳とるわけだ(笑)。

早いなぁ。

ホントに早いなぁ。

こういう、愛嬌があって厳しい親方は、定年後も何か残れる仕組みが

あればいいのに…と思ってしまいますが…。


今場所は、東関部屋、ひとり残らず応援する!!!