昨日、久々に開いた本。
本と言っても、マンガ本。
タイトルから想像できる通り、相撲部屋の新米おかみが主人公のマンガです。
最初、1~5巻を、私のお相撲ずきを知ってる弟のお嫁ちゃんがくれました。
きっともう古本屋さんか、オークションでしか手に入らないと思います。
私も、6~17巻は、オークションでゲットしました。
基本、コミカルに描かれてます。
やっぱ、マンガだなぁ…と思うところもあります。
でも、全部いい話なんです。
マジ泣きしてしまう話もあります。
真弓が引退するお話は、何度読んでも涙ナシではいられません。
そして、逆波が十両昇進を決めたお話。
床山の床丸さんが、初めて大銀杏を逆波に結いながら話す話は、
ずしっと心に響きます。
そして、招かれざる客だったはずの元大関巖さんの言葉…。
私の心を変えたと言ってもいいほどの名言を残して、招きたい客へと
変わっていきました。
これは涙が出る話ではありませんが、かなり、きました。
もしかしたら、いちばん、きた話かもしれません。
ぜひぜひどこかで『おかみさん』を見かけたら、手にとってみてください。
作者の一丸さん、他にもとってもいいストーリーのマンガを描きます。
『あんこ坂のお医者さま』『1年1組甲斐せんせい』も読みましたが、
どれもステキです。
調べても、いまいちナゾの多いマンガ家、一丸さん。
きっととても繊細で、心が本当にキレイな方なんだと思います。
一丸さんのマンガ、オススメです!