今日は、昼と夜、公演がありました。
平日昼、いちばんのお客さまの大入り。
ありがたいことです。
今日は自分的には、いちばんダメだったなぁ…。
音響って、コンマ○㎜、コンマ○秒の戦いだったりする仕事
なのですが、自分の中で、あまり今日のオペは納得できて
おりません…。
その回の後、主宰の方に「来年もお願いしていいですか?
もしスケジュールが空いてたら…お願いします。」
と言っていただいたのが、申し訳ない感じでした…
お客さまが多かったことで、正直、音もだいぶ吸われました
うれしいことなのですが。
今日の昼、M-0(客入れ状態から、ボリュームレベルがアップして、
暗くなって、幕を開けるための音楽のこと)のレベルがアップして
暗転したとき、2階席のドアが開いて、光が入ってしまう…ということが
起こりました
今回、演出に言われていたM-0の尺が、1曲分丸々じゃなかったから、
フェイドアウトの時間でフェイドアウトせず、完全に光が消えるまで
待ちましたが、もし、M-0が1曲のラストでアップだったら、どうしてくれる…
本来あってはいけないことです
客席の案内スタッフが「演出上の都合により、少々ご入場をお待ちください」
とか言って、お客さまの入場を止めるのが普通です。
「○○さん、何やってんのよーーーー!!!」と思ったのですが、
入ってきたのは、身内だったようです…。
それも何度か本番を観ている身内…。
おーい!!!頼むよ!!!
芝居とはいえ、芝居と違う世界にいる方の力を借りることがあります。
そういう方でした…。うぅ…。
映像と違って、やり直しのできない、ナマもので生き物である芝居。
何が起こるかわかりません。
だから楽しかったりするんですが、こういうのはヤですね。
8時だョ!全員集合!でも、火事が起きそうになったり
会場近くに住む人のいやがらせによる停電とかありました。
懐中電灯で、「8時○分だョ!全員集合!!!」って加トちゃんが
笑いながら言ってたのを思いだします。
自分が、芝居というものに関わるようになってから、
実はドリフの本当のすごさがわかりました。
’芝居’ではなく、あくまでも’ギャグのための芝居’ではありますが、
あのセットとストーリーを、毎週毎週作ってたのか…と思うと、
正直なところ頭が下がります。
それであれだけのブームを作り出したんだから、激烈に、すごいです。
スタッフも、大変だっただろうなぁ…と思います。
ドリフへの尊敬の念を深めつつ、明日も2ステ、がんばります