昨日は次に音響をする劇団の稽古場に行きました。

まだ粗通しなので、芝居のすべてが私の中に入ってきている

わけではありませんが、音の構成については、なんとなく

理解できました。


私的には、かなりシリアスな芝居です。

ここまでシリアスな芝居は、2度目です。


音が鳴っていないときのほうが少ないくらいの芝居ですが、

いいものを作れたらなぁと思います。

がんばらないと。



でも、1つビックリしたことが。

本番まで、役者が全員揃う日がない!とのこと。


え?


これにはちょっと驚きました。

通し稽古とか、どうするんだろう?

みんな不安じゃないのかな…?

今まで、稽古最後の数日間、事務所が仕事を入れてしまい、

役者が降板になってしまった…

っていうのが当たり前のところでやってきたので。

やっぱり芝居って、送り手全員で作りあげるもんだと思うから…。

そういうのって、芝居全体の空気感に絶対出るもんだから…。


正直、やっぱり役者は稽古場で稽古してナンボだと思います。

スタッフは、稽古場以外での作業があったりします。

道具を作ったり、プランを立てたり…というのはそれなりの

環境じゃないと、正直、はかどりません。

でも、役者は基本、稽古場で稽古するものだと思います。

それ以外のところで、個人的に稽古をやったとしても、

稽古場に穴はあけない…

役者として食っていきたいんなら、その辺の意識改革は、

必要なんじゃないかと思いました。

お客さんは、時間と金を払って、観に来てくれるわけだから、

劇団側は、お客にそれを払わせても恥ずかしくない態度で

稽古と本番に臨まないと。


とにかく、やれるだけのことをしなきゃ。

幕は開くのだから。