今日は、稽古場でAっちゃんと音を決めました。

最後には、2人して、ヘロヘロどころか、ボロボロになってました(笑)。

耳と神経と脳みそを使うと、何でこんなに疲れるんでしょうねぇ?

体なんて、そんなに動かしてないんですが(笑)。

今日は、元気ドリンクを飲んで寝よう。


ナニゲにとてつもない音数なので、音を決めるのも、音源作るのも大変です。


私が関わる劇団のほとんどは、

●そのとき舞台上にいる誰かの心にのったもの

●そのシーンの空気感に合ったもの

●そのシーンの空気感をあおるもの

●そのシーンの空気感をおさえるもの

●効果音(鳥の鳴き声や雷鳴等)

に分類されます(ほとんどそうだと思いますが)。


これがですねぇ、書く人が、何かの曲を1曲でもイメージして書いてくれていたり、

書いた人と、演出のもっていきたい方向性が一緒だと、さほど問題はないのですが、

イメージをしていなかったり、もっていきたい方向がズレていたりすると、なかなか

大変なことになるんですね(…笑)。


私と演出でもあるAっちゃんは、なんとなくもっていきたい方向が似てるんですが、

たまに役者その他と、ちょっとズレる場合がありまして…。


今日は、Aっちゃんと決めましたが、明日、まず作家さんからダメ出しが出る可能性は、

大いにあります。

たとえすべてOKが出たとしても、芝居と合わせてみて「…あれ?」という可能性も、

大いにあります。

…もう、そんな時間もないんですが。


あとは、曲のインとアウト。

ナニゲに難しいのが、アウトです。

フェイドアウトとカットアウトで、全く印象は変わってくるので、効果的になるように

見定めて決めなければいけません。

アウトする場所も、ここで入れたなら、ここでカットだろうけど、この芝居じゃ、

カットアウトできないよ…とかあったりもするワケです。

ナニゲに、カットインやカットアウトで、やってて気持ち悪いところは、それなりの

理由があるワケで(芝居と合わないとか、台詞の言い方がイン&アウトしづらい等)、

でも、観てくださるお客さんに違和感を残してはいけないので、今後、本番までに、

そのへんを調整していかなきゃいけません。


1つ決まれば、また1つ。

課題がなくなることって、ないんだな。


稽古も、人生修行みたいなもんです。

本番まで、仕込み日除いてあと4日。

がんばります!