１９７５年生まれのりんです
人間の三代欲求は
食欲
睡眠欲
性欲
って言いますよね
生命維持に不可欠と言われています
うちは結婚してから
ほぼセックスレスでしたが
何年としないうちに
完全セックスレスになりました
私は結婚してからずっと
長年心も身体も満たされる事なく
もがいていました
いつもセックスレスのこの事で
悩んでいましたし
正直、夫婦なのに
意味がわかりませんでした
好きで結婚して
この人と幸せになりたいと
思って結婚して
パートナーに長年
苦しまされる事になるなんて
思いもしませんでした
満たされない気持ちがあると
人は幸せだと感じられないんですね
きっかけは
義理父母と
私がうまくいかなった事だったと思います
後になって思う事です
これを境に
夫婦の距離は広がって行ったように
思います
一緒のベットに寝ていても
背中を向けられる日々が続く
拒絶されるというのは
されたものにしか
分からない辛さと苦しみがあります
虚しいという感情は
悲しさ寂しさになり
そして怒りに変容するようで
私の
イライラは増え
そして止まらず
感情的に当たるようになりました
些細なことでも
ピリピリしてきて
常に機嫌が悪く
言葉も荒々しくなっていました
全てが悪循環でした
夫婦仲はどんどん悪くなって
言葉を交わすこともなくなり
必要なことしか話さなくなりました
別々の部屋で寝るようになりました
いくら私の方から
サックスレスについて
話をもちかけても
話し合いになりませんでした
背中を向けている人には
私の気持ちも
言葉も苦しみも涙も
届かないのです
何十年と
試みましたが
私の声は最後まで
届きませんでした
そして
満たされない心と体は
自分自身を蝕んでいきました
人は苦しみ続け
ストレスを受け続けると
病気になるんですね
こんな辛い思いを長年したのにも
かかわらず
病気にもなるなんて
踏んだり蹴ったりとは
この事です
男女ともセックスレスで
悩まれている方は多いと思います
女性は
女として枯れたような気持ちになるんですが
きっと男性も同じなのではないでしょうか
男として自身がなくなる人も
いるかもしれません
自分の価値みたいなものが
日に日に心が削がれていきます
自分の意思ではどうすることも
できない
相手あってことなので
解決は難しいです
愛情とか性欲とか
そんな簡単な言葉では
言い表すことのできない
複雑な
迷路に入ってしまう
それがセックスレスだと
私は思っています
迷路の入口に立った時
この迷路がいかに複雑で
想像を越えるほど
難易度が高いとは
思いもよらないです
ずっとその迷路の中で
彷徨い続けることになるとは
思わない
地獄です
しかし
私はやっとこの迷路から
出る事ができました
しかしその出口は
非常口でした
出口は一つだと思い込んでいました
これはセックスレスが解消されたという
出口ではありません
もう私は
自分の意思で
パートナーとセックスしない
したくないという出口に
辿り着きました
一度セックスレスになった夫婦は
元に戻ることは少ないと
私は思っています
それはお互いの心の中に
果てしない距離ができてしまうからです
相手を嫌悪し
疑い
憎む
そんな相手とまた元通りの
体の関係になれたとしても
いざそうなってしまうと
あれっ？と思うはずです
私がこんなにも
求めていたものって
欲しかったものって
こんなことだった？と
自分が夫婦間で大切にしたかった事って
こんな事だった？と
なぜここまで
セックスに
拘ってきたのだろうと
バカバカしく思えてくるほど
虚しさがきます
そうして
その時になってやっと
パートナーとの
セックスはすでに
自分の中で
必要なもではなくなっていたと
気づくのです
必要ないものだと認識できると
寂しさ悲しみはなくなり
イライラもなくなりました
色んな事がどうでもよくなりました
なぜか
夫婦仲もよくなりました
それはそうですよね
私から怒りが消えたのですから
自分からセックスは必要ないと
手放してみて
やっと
心が自由になれました
夫婦だからセックスは
必要不可欠だと思っていたし
愛情表現だから
当たり前の事などという
思い込みがありました
これらの思い込を手放して
パートナーと向き合っていくと
びっくりするくらい
楽になれます
自分の心が変わると
言葉や態度と自ずと変わるので
相手も変わってきます
自分が機嫌が良いと
相手も機嫌良くなるものです
セックスレスで悩まされてる人に
毎日その事で悩んで消耗して欲しくないと
心から思います
そんな事に自分の大切な人生を
無駄にしてほしくないのです
出口は一つではない
あなたがあなたらしく生きられる
最善の出口を
見つけて
今いる迷路から
広い世界に出て欲しいと思います