精神療法 | キッド(@ぽんちゃん)のうつな日々

キッド(@ぽんちゃん)のうつな日々

うつ病と糖尿病になってしまった私。
日々の生活や、思ったことを書いてます。・・・(since 2010.01.26)

昨年の12月くらいから、抗うつ剤をパキシルから新しい薬のレクサプロ
に変えた。

ほぼずーーーっとパキシルで来たんだけど、去年秋くらいから、特許
切れで、パキシルがジェネリックに変わったから、薬価が下がった。
それが原因で、新薬のレクサプロにしようという運びになったのかなぁ?
なんて、主治医を信用してない考えをしてしまったけど、それまでも、
新薬が出るたびに、試してきたんだっけ(^^ゞ。どれも合わなくて、結局
パキシルしか使えてないという現状だったし、状態も悪くなりつつ合った
こともあるし、レクサプロに変えたんだが。

1錠のときはあんまり効きを感じなかったんだけど、2錠にしたらすごく
良くなった。一応最大使用量は1日2錠までとなってるらしい。
でも、12月、今年のここ最近までは、調子がいいのが続いたけど、
また、悪くなりつつある見たい。

な~んか、精神の病気で、精神のケアなしで、薬だけで治るって
おかしくないか?
って今日思った。

昔は、良い薬がなかったので、精神療法に頼ることが多かったようだ
けど、精神療法は、かなり経験や知識が必要らしいし、医者によって
バラつきが多くて、寛解(=治癒)率が低いみたい。
それに、オレがまだ本が読めた頃に、図書館の精神療法の本を何冊
か読んだ経験によると、精神療法にも流派がいくつかあって、医者に
よっては、それに自分流のやり方を取り入れていくので、結局、医者
によってバラつきが多くなる結果になる。

そんなこんなしているうちに、薬のほうが良くなってきて、世界的な
精神学会の方で、診断方法を症状から診断する方法に統一して
行く方針になった。それとともに薬による症状の改善を第一にする
治療方法に方向転換してきたのが、今に至るということなんだそうだ。

でも、この診断方法の統一化と、薬による治療メインというのが、
にわか精神科医の増大を生み、それによって精神病までいってな
い人にまで、精神病と診断して、薬を乱処方する事を生じさせ、
薬害問題に発展している現在である(-_-;)。

日本でも、最先端精神医療現場では、再び精神医療が注目され
て来て、薬との併用により、寛解率を上げていると聞いている。
つまりは、薬だけで寛解していく人もいるけど、それだけでは治ら
ない人も多く存在するからであろう。
自分もそのうちの一人なのだが。

今の生活や今までの生活状況を聞き、悩んでいることも聞き、
その人の今の精神の動き(なんと表現していいか難しいので)
を知り、精神的な動きの治療、生活の仕方の指導などをケア
する必要があると思う。

今、オレが思うのは、薬だけ処方されて、あとはほって置かれて
いるということ。それが10年も。このままだと、これからも変わらない
ということ。