F1・・・オーストラリアGP | キッド(@ぽんちゃん)のうつな日々

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うつ病と糖尿病になってしまった私。
日々の生活や、思ったことを書いてます。・・・(since 2010.01.26)

第二戦オーストラリアGP。

ウエットスタートで、波乱の展開。

やはり、ベッテルが一番速い!

空気力学の天才、エイドリアン・ニューエイが作ったマシンは、最高

に良く出来たマシンであることは、証明された。

レッドブルは、巨額のマネーで、ウィリアムズから引き抜いただけの

ことはある。


エイドリアン・ニューエイは、長いことウィリアムズで、その才能を発揮

させてきた。セナが、マクラーレン・ホンダ時代、空力で劣るマクラーレン

のマシンで、ウィリアムズのナイジェルマンセルとやりあってきたのだの

だけど、セナがなんとか勝てたのは、ホンダエンジンのパワーがあった

からだった。

ホンダは、セナの要求どおり、V12エンジンのパワーをどのマシンより

もどんどんアップさせ、コーナーでまけるウィリアムズに、立ち上がり

加速と、直線で勝って見せたのだ。


コーナー立ち上がりで速いということは、低回転域からもパワーが出て

いるわけで、まさしく市販車のVTECにフィードバックされている。


ホンダが優勝なくして、撤退してしまったが、レギュレーションの変更が

ホンダにはあってなかったもいえる。


セナが活躍した時代は、レース中の給油がない代わりに、エンジンの

規定も少なかった。V8~V12まで選べたし、Vのバンク角も自由だっ

た。

給油が出来るようになって、エンジンの規定がどんどん厳しくなり、

V10一本、さらにバンク角も固定され、エンジン内部にかんしても

かなり細かく規定されたという。そして、エンジン回転数の上限も決まっ

てしまった。

さらに、可変吸気排気機構なども一切だめになった。


簡単に言えば、

V8はエンジンが短く軽い。燃費もいい。しかし、高回転まで回らない。

V12はエンジンが長く重い。燃費が悪い。しかし、高回転まで回せる。

V10は、V8とV12の中間。


当時、低速サーキットでは、V8が有利。高速サーキットではV12が

有利という具合であった。

V8はフォードエンジンかフォードエンジンのカスタマーであるコスワー

スのエンジン。V10はルノー、V12は、フェラーリ、ホンダ、ポルシェ、

ランボルギーニなど。


今、レース中の給油が禁止になったのだから、エンジンの規制は緩め

る方が面白くなると思う。

現行だと、エンジンの違いによるタイムの違いはあまりないはず。

タイムの違いは、シャシーの空力性能が効いている。

空力を良くするためには、風洞実験施設が必要であり、この施設は

莫大な金がかかる。

金がかからずに、少ないお金で参加するチームが減るのを抑えようと

レギュレーションを色々変えてきたけど、結局金がかかるのは変わら

ないようだ。