
連休初日。
数ヵ月前からどうしても行きたいとお願いしていた山野辺彩さんの個展に。
関東を離れたら個展に伺えることなんてもうないだろうから。
益子のもえぎ本店。
11時オープンだけど、人気すぎて10時から整理券が配られるとHPで確認して。
10時までに到着すればいっかーなんて思って8:30出発予定で準備して。
でものんびりアサゴハンとか食べたりちびちびさんの準備して…。
結局9時出発→10時ちょっとすぎ到着。
坂の下の今まで見たことない車の数に「あ、無理かもー。」と衝撃受けつつ坂を登って。
「無理なら仕方ないよ。」と殿になぐさめられながら。
すでに配布は始まってて62番。
入場制限ありますか?と聞いたら、ないですよ、と言われたけど。
60人以上入れるスペースではないのではー?と思って11時過ぎまで益子時計でお茶することに。

おとーさーん。
なんだよー。
という会話を目でしている親子。

出産祝いにもらったファミリアのぼうし。
来年はもうサイズアウトかもー。

スコーンとブルーベリースムージーをいただいてのんびり。
ここのスコーンほこほこでおいしくてすき。
11時過ぎにもえぎ本店に戻ったら入場開始してたけどやっぱり40番代くらいでストップしてる感じでした。
そしてワタシたちの後ろはもうそんなに人がいなかったので山野辺さんファンの人の行動力のすごさを思い知ったのでした。
ワタシたちみたいに整理券配布開始後に行く人なんてめずらしいのだね。
入場できたのは何時だったのかなー。
結構待ちました。
時々ぐずるちびちびさんを殿が連れ出して遊んでくれて。
一旦先に入ってる方々を全部出してからの再入場でした。
カップ&ソーサーに出会えればいいなというのがいちばん。
たぶん無理だけどカップだけでもあるといいなというのがにばん。
それも無理なら小皿欲しいなというのがさんばん。
1人2点の購入制限。
入ってすぐ、目の前のお猪口のようなちいさなちいさなカップを「わ~かわいい!」と眺めてたら。
殿に「ぼやーっとしてないで買うつもりのものをさっさと見ろ!」と一喝されて目が覚めて!
あ、そうねそうね。とカップを探すもC&Sはもちろんマグカップも見当たらないー。
後で伺ったら今回はカップとソーサーがバラバラで展示されてたとのこと。
帰ってから殿に、みんなさくさく手元に取っていってるのに
欲しいと言ってたのと全然違う買っても使わないだろ!という器をぼーっと見ててあほかー!と思った。
欲しいからって早い時間にわざわざ出かけてるのに愚の骨頂だ。と呆れたそうで…。
誠にそのとおりでございます。
やっぱりほとんどなくなってて
殿とふたりで4個までだったけど、結局ふたつ。
取っ手はないけどフリーカップ(というのかな?)。
初めて山野辺さんの器を手にできて。
選べるデザインはたくさんはなかったけどはじめての器だから山野辺さんといえばの定番的デザインが欲しかった。
フリーカップを手に今度は小皿を探してうろうろ。
次々と目の前から消えていく状況に圧倒されていったいどれがピンとくるものなのか分からなくなってしまって。
半べそで殿にかけより「どれがいいか分からない~。」と泣きついたら殿の目の奥に殺気が…。
「バカかおまえは!なんのためにオープンより早く来てこんなに待ってたんだよ。やっと入って選べないってあほかー!」
とまた一喝されて目が冷めて、小皿を探しに戻り。
ひとつ手に取ったもののなんだかしっくりこなくてうろうろ。
もう一度小皿のところに戻ったら、数種類リリースされて戻ってきていて。
そのうちの1つに「あ!これかも!」と反応して持ってたのと取り替えました。

カップ&ソーサーとしても使える組み合わせにしたかったの。

お花と葉っぱのイメージ。

ほんとうにかわいいわくわくする絵付け。
裏側も手を抜かないところが素敵。
あーしわあせ。
器が決まっても長蛇の列のお会計。
殿とちびちびさんは車に戻って蒸しパン食べさせて遊んでくれてました。
お会計まで30分以上かかったと思う。
もえぎを出たのは13時前くらいでした。
付き合ってちびちびさんを見てくれた殿にはほんとうに感謝…涙。
ぼんやりそして圧倒されてるワタシを現実に引き戻し冷静にさせてくれる殿を見てこの人の隣にいてよかったよ、としみじみ。
ここからは個人的な感想。
オープン後の入場の仕組みが分からないからか、待ってる方から苦情のようなものが聞こえてきて待ち時間居心地悪くどんよりしてしまった。
そんな中でのもえぎの社長さんのお人柄のよさそうな感じにほっとした。
個展だけど即売会みたい。
ゆっくり作品を愛でてそのなかに「あ、これ!」と惹かれるものを手に取れる買い方が理想だけどあっという間に目の前から作品が消えていく状況に圧倒される。
新作の絵付けとかゆっくり見たかったな。
ヨーロッパ帰りの影響の作品なのかな?という新作のブルーのみの絵付けの作品とか。
女性受けしかしなさそうだと思ってたけど男性が多くて真面目に選んでる人も多くてびっくり。
殿は無骨な器が好きなので全く興味なさそうだったけど
ああいう絵付けの器は大きな作品を1点飾るのが映えるだろうね、と言っていた。
共感したのでもしも万が一また手に取る機会に巡り会えたら大物を1点買いたい。
なんだかつらつらと長くなってしまいました。
おしまい。