お雛様。
ちいさな頃はお道具が気になって気になって。
椀の中には何が入ってるんだろう。
瓶の中には甘酒が入ってるの?
さわっちゃダメー!と言われてるからおかーさんにお願いして椀の蓋を開けてもらって。
中には何も入ってなくてがっくりした記憶が。
我が家の7段飾りは、母が実家のものとして置いておきたいみたいで。
お嫁さんが来た時にあげるつもりなんだろうな。
なのでちびちびちゃんには新しいものを買ってあげると言ってもらいました。
自分たちですきなものを選んで買いなさいと言ってもらったので
ありがたく週末おひなさま巡りに行ってふたりとも気に入ったものを買えました。
お人形のことなんて全然知識がないので。
殿にまたまたすごーく調べてもらって。
自分でもすごく調べたつもりだけど、どんなふうに選んでいくのか
しろうと目線の記事はあまりみつけられなかったので。
記録も兼ねて残しておこうと思います。
いつか誰かの参考になればいいな。
ただ。
調べて、見て、買って思ったのは、すべては好みの問題と何を重視するかの個人の価値観。
なのでワタシの考えはすべての人に当てはまるわけではないのでひとつの探し方として見てもらいたいなと思います。












どんなお雛様にしようかな。
ワタシも殿もやっぱり小さな頃身近にあった衣装着のお雛様がいいね、と。
着物生地の良質な京雛がいいね、と。
あなたのお雛様はこういうお人形なんだよと伝えてあげられるものがいいね、と。
衣装着、京雛、作家もの。
このポイントに絞って探しました。
お雛様は衣装着のものと木目込みを大きく分けて2種類かと。
▲衣裳着雛人形▼
仕立てた衣裳を胴体に着せ付けて作る雛人形。
通常、顔と胴体は別の作者が制作し、完成した胴体にお顔を取付けて仕上げてあるもの。
他にも髪を結う職人さん、頭髪師、などそれぞれの職人さんが有名だと名前が並べられてるものも。
衣裳着雛人形は、江戸時代の初めに京都で発祥し、その後、五代将軍・綱吉の頃に江戸に招かれた
京都の人形師によって、非常に盛んに作られるようになったそうです。
現代の衣裳着雛人形は、江戸中期の人形師・原 舟月が創作した古今雛の様式を踏襲したものだといわれています。
△木目込人形▽
木目込み雛人形とは、木製の胴体に溝を彫り、そこに布地の端を埋め込んで衣裳を着せて作る雛人形。
溝に布地の端を埋め込むことを「木目込む(きめこむ)」ということから、木目込み人形と呼ばれるようになったそうです。
木目込み雛人形は、今から約270年前(江戸時代中期)、京都・上賀茂神社に仕えていた神官が、柳の木で作った人形が起源とされています。
当初「加茂人形」として評判を呼び、これが江戸に伝わり、木目込み雛人形として人気を博すようになったのだそう。
比較的小さい雛人形が多いので、最近は木目込みの人気が上昇してるように思いました。
木目込みの雛人形で検索すると"ふらここ"というお人形が人気と出てきましたー。
木目込みもかわいいしコンパクトでいいなぁと思うのだけど
もし買うなら2体目かなー。
双方の両親もやっぱり衣装着の方という感じだし。
ということで衣装着のお雛様にしようと決めました。