5週目くらいの頃から体がだるくて熱っぽくて。
最初風邪だと思って葛根湯を飲もうとしたのですが
基礎体温をつけていて高温期が続いてたので、念のため飲まずに様子をみてました。
足が冷たくて眠れない方なのに、体が熱くて夜眠れない日々が続き。
微熱が続いて寝苦しい夜が続きました。
胃がムカムカしていたのですがもともと胃炎ぎみで胃薬を常用してたので
いつもの胸焼けかな?と思ってました。
結婚前の会社での人間ドックで子宮けい癌の検診で再検査になったことがあり
それ以降3ヵ月おきに婦人科へガン検診に通っていたので
宇都宮への引っ越し前に紹介状を書いてもらう必要もあってかかりつけの婦人科へ。
その時に一緒に妊娠検査をしてもらいました。








この時『6週目くらいですね。』と言われました。
まだ胎嚢しか見えなくて。
心拍が確認できてないと流産の可能性も高いからか『おめでとう』とは言ってもらえなくて。
次の10日後の検診まですごくすごく不安でした。
それもあったからなのか。
その後どんどん気持ち悪くなる回数が増えて。
食べなくても吐く、食べても吐く、の繰り返し。
24時間船酔いというか車酔いのような状態でずっと苦しくて。
7週目~11週目あたりは死んだように暮らしてました。
眠ると吐き気から逃れられるので、ひどい日は1日寝たきり。
でも水分が取れたので、脱水症状には陥らず入院したりするまでには至らなかったのでよかった。
飲み物はポカリとペリエ。
食べ物がおうどんや梅茶漬けを少しの日々。
匂いにはそれほど敏感にならなかったので、温かいものが食べられたのもよかったです。
ただ、カレーを作ろうと玉ねぎを炒めた時、強烈にダメージを受けました

まるで犬です。








今までニンプさんがこんなにつらいと知らなくて。
周りのニンプさんに全然配慮したことなかったなーと反省。
つわりがひどい中でも仕事しなくてはいけない人はほんとうに大変だと思いました。
妊娠経験者でも、つわりのなかった人には理解できないみたいで。
あまりつらさをわかってもらえなくて悲しい時もありました。
一方コドモがいなくても姉妹がひどかったから、とかなり理解してくれる方もいたり
「つわりがひどいと安産っていうよ。」と言ってくれるやさしさにとても救われたりしました。
殿にもやっぱりなかなか伝わらなくて。
そりゃそうだと思いつつ。
疲れて帰ってきたら1日何もしてない嫁がごろごろしてたらイヤだよね、、、と思いつつ。
果てしなくて終わりがない苦しさがほんとうにきつくって。
もう勘弁して~とひとりごちながらベッドでぐるぐるしてました。
クリーニング取りに行かなくちゃ、と外出してみては吐きそうになって急いで帰宅。
スーパーに行ってみるけど吐きそうになって帰宅。
の繰り返し。
なので。
つわりが収まってくるまで、"ハハになる喜び"とか、"幸せに満ちた日々"とは無縁。
産まれるまでつわりが続く人もいると聞いたので、そうなるかも

7週目くらいでエコーで心拍が確認できて。
ちいさい心臓がピョコピョコ動いてるのを見た時は安心してうれしくて。
おなかにいることは不思議なのになぜか自然に納得してる自分がいて。
やっぱりこれっておなかにいる人じゃないとわからない感情なんだというのも理解できて。
だからいろんな偶然の中でやってきたこのできごとはすごいんだなぁ。
なんて思ったりもして。
今までわからなかったというか、わかろうともしてなかったコトをたくさん目の前にすると
ニンプになれてよかったなーと思いました。
特に理由があったわけではないのですが、30代だし不妊症だったらどうしよう!
と漠然と不安もあったりしてたので。
いわゆるいろんな出産リスクを抱えるボーダー前に自然妊娠できて神様ありがとう!という感じ。
不妊で悩む人の気持ちも今なら理解できます。
高松の最後の日々はこんな調子で過ぎ去ってしまって。
そんな中でも素敵に出会えた方たちとごはんに行ったりすることもできて。
体調が悪いのでうまくしゃべれなかったり笑えなかったりしたことが心残りだったけど。
家を出る前はすごい気合いが必要だったけど。
みんなと一緒なので食欲も出たりしてとても気分転換できました。
そんなつわりも4ヵ月にはいると食欲はないけど吐き気がおさまってきて。
5ヵ月後半になって食欲も出てきて普通にゴハンが食べられるようになりました。
つわりは病気ではないけれど、健康ってありがたい・・・と痛感した数ヶ月。
だから今年は体調に気をつけて。
無事に残りのマタニティライフを乗り切りたいなーと切実に願ってます。