ので、後でフリーの時に上る事に。
ドゥオモを出たら、次はシニョーリア広場。

ヴェッキオ宮殿(現在の市庁舎)。
あのバルコニーは!!
ハンニバルで刑事さんがおなかを裂かれて首つりされた場所

おー。
とちょっと感激しつつ広場を散策。

↓左:ミケランジェロのダビデ像(レプリカ)。
本物も見たかったけど、アカデミア美術館には結局行きませんでした。
でもレプリカのおしりはちょっと拝見

↓右:ヘラクレスとカクスの像(バッチョ・バンディネーリの作)

ネプチューンの泉。

遠くに見えるのがコジモ一世の騎馬像。

行きたかったけど寄れなかった素敵カフェ。

メドゥーサの首を持つペルセウス。

いやー、レプリカのものもあれど、こんなに普通にすごい規模の彫刻があるのは圧巻ですね。
ヴェッキオ宮前を抜けてついに期待のウフィッツィ美術館へ!

こんな人たちがたくさんいました・・・。
お金をあげると動いたり一緒に写真を撮ってくれます。
でも気持ち悪いから近づかない。
暑いのに大変だな。あまり稼げないような気がするから趣味なのかな。

ウフィッツィはやっぱり長蛇の列。
げんなり・・・。
朝早かったし、ユーロスター乗って移動してるし、7月初旬だったけど思ってたより暑いし。
何気に毎日結構歩いてるから、この時点でかなりかなり疲れてました。

少し並んだだけで、団体用の入り口から入ることができたのでよかったー。
それでもぎゅうぎゅう押されながら入館。
一応撮影禁止なので、良い子にして撮影しませんでしたが
ガイドの付いていない個人の人はバシバシ撮ってました~。
注意されるんですけどね、一応。
ここでは道原さんのガイドがすごくよかったです。
説明詳しかった~。
作品全部は見て行けないので、有名なものを数点説明してもらいながら進みます。
チマブエ、ジォット、ドゥッチョそれぞれの「荘厳の聖母」とか。
フィリッポ・リッピの「聖母子像」とか。
美しい作品でした。
マリアのモデルはシスターなんだけどリッピと恋をして駆け落ちして夫婦となったという。
そしてそしてボッティチェッリ!
「受胎告知」はワタシはダヴィンチ作の方が好きだな。
「春」と「ヴィーナス誕生」はやっぱり圧巻でした。
そしてここでもまた大塚美術館のコピーってすごいんだねーと実感。

↑回廊から見た中庭。
↓そして回廊から見たアルノ川やヴェッキオ橋。


ダヴィンチはやっぱりすごさを感じます。
なんていうか。ワタシにとっては、美しいとかキレイとかじゃなくて。
完成形っていうんでしょうか。パリッとしてるというか・・・。
のだめの感じるバッハのようなものでしょうか。
ダヴィンチの「受胎告知」好きなんです。
ポストカード買って帰りました。
師のヴェロッキオとの共作「キリストの洗礼」。
ヴェロッキオはダヴィンチの師匠。
若いダヴィンチが描いたのは天使の部分のみ。
でもその出来栄えに驚いて、ヴェロッキオはその後絵筆を捨てて彫刻に専念した。
というのが有名な逸話の作品。
ミケランジェロ(あまりすきではない)やラファエロ(かなりすき)の
日本にいては見たくても見る事のできない現物が続くのですが、
ほんとうにもったいないことに体力と気力の限界はあるのです・・・。
疲れ果ててだんだんどうでも良くなってきます。
3Fのメイン作品を見終わったら30分程度自由散策で出口集合に。
3Fのカフェから良い景色が見れると聞いて行ってパチリ。

でももう相当疲れてます。
歩くのが苦痛なくらい!
しかし2Fにカラバッジョがあると聞いていたので頑張って2Fに行きました。
でも、見つからなかったー。
気がついたら1Fに出てました

ミュージアムショップでポストカードなど購入して終了です。
あーこんなにすごい美術品の数々を目の前にしてちょっとなさけなくなりますが
ほんとーに疲れて疲れて・・・。
こういう時、殿は文句も言わずにやさしく座らせてくれるので、えらいなぁと思うのです。
この旅の間中ワタシは歩き疲れると言葉を失い。
殿はその度文句も言わず先を歩いてひっぱってくれました。
ごめんよ、殿。
高松で1日に歩く量の100倍歩いているのだよ・・・。