次に目指すのは"FRAY"(フライ)。
ドレスシャツの最高峰と言われてるらしいです。
日本ではストラスブルゴで取り扱いがあって、殿も1枚オーダーで持ってます。
なかなか凶暴なお値段なので、アイロンかけるのが嫌なシャツ。
FRAY目指して歩いてたら、"FRETTE"はっけーん。
そして"SALDI"の文字が!!

多くの有名ホテルで使われているフレッテ。
もともとフランスだけど、ミラノ郊外に移ってから発展したテキスタイルブランド。
憧れのダニエリもここのリネン。
日本ではとても気軽に買えないお値段の素敵なリネン類がたくさん!
ベニスやローマに比べて、ミラノの店舗は品数が多かったです。
せっかくなので、バスタオルとフェイスタオルのセットを1つ購入。
80€が40€!
日本でお買い物するのがばかばかしくなっちゃうお値段です。
すごく迷って、シックな色味にしました。

そして自分用にリネンのナイトウェア。
気持ちよさそう~


こっちはセール価格で60€くらいだったような。
いやもう素敵な値段でした。
荷物のことを考えなければ、もっと買いたかったー。
そして、言葉が不自由でなくてサイズが分かってれば、ベッドリネンも買いたかった!
と、寄り道しつつ"FRAY"に到着です。

分かりにくいのでちょっと探しました。
このビルの3F。
だけど、、、。
行ってみて分かったのですが、ここは多分既製品などは置いてなくて
オーダーのみの店舗なのでは?という外観。
言葉の壁に阻まれて、ドアを開けるのを断念しました

残念

"FRAY"を断念した殿がサプライズで連れて行ってくれたところはここ。

わーお。
そしてプレゼントしてもらいました

誕生石の色に合わせて、
ルビーじゃないけどスイートアルハンブラのカーネリアンを選びました。
少し早いBirthday present



考えてくれてたことにびっくり。そしてほんとにほんとにありがとう。
マリッジに続いて、ワタシの中でハッピーの象徴のヴァンクリで、素敵にお祝いしてもらいました。
自分の中のハッピーアイコンだからうれしいな。
ブランド通りなので道行く人はすごくチャイニーズが多かったのですが、
ここでもチャイニーズパワーに圧倒されました。
後から入って来た2人組のチャイニーズ。
基本チャイニーズって、ヒトの見てるものが気になるんだそうです。
これはイタリアの日本人の店員さんが言ってました。
なので、ワタシたちの出してもらっているものものを覗き込んだり。
STAFF ONLYの部屋に入って行ったり。
小心者のジャポネは見てるだけでドキドキですよ。
価格は日本とそんなに変わらないなーという感じです。
2万弱お安いくらい?
でも、さらにTax freeで返ってくるのを加算すると、4万くらい安く買えるのかな。
フランスブランドは全体的に日本よりほんの少し安いくらい。
メジャーブランドに強くないので詳しくないのですが。
もう1店殿が気になってたショップがあったのですが、
どうも一見さんは相手にしていないショップの形態のようだったので断念。
でもボレッリで無事シャツが購入できたのでもうよかったようです。
バースディプレゼントを手に、うかれて歩いていたら、
アントニオ フスコのウィンドウに素敵なワンピース。

イエローのワンピースに惹かれて入って、試着してみたら。
ショップの店員さん、次から次にワンピースを持って来てくれる。
そしてこのヒトの英語がワタシはまったく解らず。
殿に通訳してもらいながら言われるままに試着を繰り返し・・・。
でも、イタリアのショップ店員さんはどこもよかった。
さすがファッションの国。
みんなコーディネート力高し。
どのアイテムを選んでも、それに合わせて頭から足の先までコーディネートして提案してくれるから。
ワタシのようにこだわり個性とセンスのないヒトにはかなり便利ー!
「あなたの体型にはこれよ」「あなたに合う色はこれ」「これが絶対似合うわ」
はっきりしてるんですよねぇ。
それでも自分に何が似合うのかよく解らず、ひたすら殿に救いの目を求める自分。
最後は突き放されるんですけどね。
個性があって、自分でコレっていうスタイルが確立している人には鬱陶しいのかな?
最初は『せっかく買うなら普段買わない色のワンピースにしよう』と思ってたのに、
次から次に進められているうちに
一押ししてもらったブラックのシルクドレスに一番惹かれてしまい。
でももうそんなの着てでかける機会もそんなにないし。
と考えて、どんな場面でも着れそうなFOXYっぽい黒い七分袖のワンピにしました。
セール価格で280€くらいだったかな。
日本で買うと3倍くらいするはずだから、これもお得に買えました。
殿には、『結局黒買うんだよね、お前。つまんないな。』と静かにダメ押しされましたが。
この旅で服なんて買うつもりなかったのに。
恐るべしSALDIの文字。そして価格。
ここでふたりとも電池切れして、近くにあったカフェに。
石畳を歩くと足も痛い。

スピーガ通りにあるカフェ。
ぐったり座ってカプチーノ。

"Bar Cigno Nero"
Via della Spiga, 33, 20100 Milano, Italy
おいしかった。
きれいなお店だったし。
現地のひとびとは、カウンターで立ち飲みして去っていきますが
ワタシたち、立ち上がれませぬ。
