父も母も、
お前の育て方を間違えた。
お前のおかげで老後の人生設定がめちゃくちゃや。


と、
常々言っておりました。


反対を押し切り出来ちゃった婚をしたあげく、
2人の子供を連れて出戻り。
託児所として実家を利用しつつ働きに出るが、
手に職をつけたいと
子育てを両親に任せて県外の学校へ5年間。
スネに噛り付き骨までしゃぶる末っ子。


そりゃ言われても仕方なし。


しかし、

最近になって父が、
わしは幸せなんかもしれん。

と言い出しました。


どしたんだろかと思いましたら、


お前の子供達の面倒をみてたからこそ、
近所の子供達には認識され有名なジジイになれた。

他の孫達はもう大きくなってしまったけども、
また可愛い赤ちゃんが産まれた。

生きる目標が出来た。
姫が成人する迄は爺ちゃんは頑張るぞ。

と。


姫を産んでからは、
“育て方に失敗した”とは言わなくなりました。
新しい孫にメロメロ爺ちゃんです。
よっぽど子供が好きなんですね。


なんか、


子育てって、投資ですよね。

どうなるか分からない我が子にせっせと愛情を注ぐ。
その子の為にと愛情を注いでも、
うまくいくとは限らない。

その時は失敗したと思っていても、
でも、
長期的には返って来るかもしれない。


長期的な投資において注意しなければいけないのは、
その時々の短い期間での損得に注視のではなく、
長期的に見るということが大切。

いじくりまわさずに、
愛情を持って見守るのが一番。



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その存在だけでいいと思える今。
元気で育ってくれさえすればいいと思う今。


知らず知らずに、
期待して理想を押し付けちゃうようにならないように。
愛情を持って見守る子育てをしたいなぁ。