日帰り入院した病院の待合室で。

こんなモノが置いてありました。
最近は父親向けにあるんですな。
十年前は見かけなかったぞよ。
時代ですな。
父親も積極的に育児に参加せよって。
で、
中を開いてビックリ。
なんじゃこれ。
妊婦をお姫様扱いせよって勢い。
腰のマッサージ⁉
むくんだ足のマッサージ⁉
風呂、トイレ掃除は旦那の仕事⁉
食事の準備も手伝え⁉
嫁がイライラしてても優しく見守って許せ⁉
妊婦…何様⁉
いや、
確かに身体がエライ時にはめっちゃ有難いですが。
私が旦那の立場になったら…
仕事から帰って来て何もしたくないのに、
嫁につくさにゃいかんって…。
家に帰りたく無くなるっす。
妊婦の身体の状態を
知ってくれてるのと知らないのとでは
対応も発言も変わって来るだろうから、
そりゃ知ってて欲しいけども。
過去の私(関連記事☞娘に感謝)みたいに
この冊子を鵜呑みにし
これが世の中の常識だと勘違いしてしまったら…
何もしてくれない旦那だと、
不満爆発で最低な妊娠期間になりますな。
この本、危険。
私の母は古い考え方の人なので、
妊娠は病気では無いから特別扱いせんでもよし。
動いた方が安産でなおよし。
仕事をしてる妊婦さんだったらまだしも、
専業主婦な妊婦なんだったら家事くらいはちゃんとしなさい。
赤ちゃんは恩着せがましく産むものじゃありません。
と、
言われておりますので。
旦那様に足を揉ますどころか、
旦那様の身体を揉んでますよ?
毎日お仕事お疲れ様~って。
まあ、
それは私のしてた仕事柄ってのもありますが。
そっか~。
一般的に
妊婦はもっと甘えてもいい立場なんですね~。
こんな印籠を
妊婦後期に入手してまうとは…
もっと早く知っていれば…
ってのは冗談にしても。
妊婦側からの都合のいい意見しか入って無いこの冊子。
こういう、
男性への過度な負担が結婚への尻込みだったり、
少子化への拍車をかけてるんではなかろうか。
結婚して嫁に尽くして。
子供作って家族に尽くして。
一生懸命働いてるのに、有り難がっては貰えない。
………………………………。
可哀想すぎる…。
やっぱり、
こういう育児系の雑誌は危険すぎます。
予備知識が無かったら鵜呑みにしちゃうっす。
現実とすり合わせる事を忘れずにね。
こんな男おらんって。