3月は
別れの時期。



人は、
自分がどうしても譲れないものに対して、
感情を乱すものである。




2年程一緒に住んでいたダーリンと
住処を別つ日がとうとうきてしまった。



愛媛へ帰宅するにあたって。



不動産さんと諸所の手続。


今の香川での住処は
元々私が借りていた部屋に、
ダーリンが転がり込んだ形。


住人が増えた時は連絡して欲しいと言われていたため、
ダーリンが引越ししてきた時に連絡済。

で、


私が出るので、
名前の変更を願い出たら、



契約者変更してもらわんと。
となった。



結婚されてたら
名前の変更だけでいけますが、
お名前も違うし。
一旦、
解除後、再契約の形になります。

とのこと。



お互いの両親に挨拶も済ませて、
婚約中なんですがダメですか⁇





訴えてみたものの、


一旦、
契約解除後、
再契約という形になります。

同じ答え。


面倒だけど仕方ない。

多少(お金)かかるのは仕方ない。

そう思っていたのだが……



礼金一ヶ月。
保証会社の新規契約に半月分。
契約解除で敷金の一ヶ月分は差し引かれる。


住んでる状況は
何も変わらないのに、


福沢諭吉が十数名消える。



諭吉さんとのお別れが、
余りにも耐えられなかった私。




結婚してないといかんって言うなら、
早く籍入れたらいいんですか⁇
何ヶ月も払うのキツイんですけど。



イライラオーラ全開で
電話したトコロ、



大家さんに聞いてみます。


と。



結果は



婚約中ということでしたら、
契約は利用者の変更でかまいません。
籍入れたら連絡ください。



……………………………





言わなきゃそのまま、
福沢諭吉さんと今生のお別れするとこだった。

危ない。
危ない。




本当に別れたく無いと思ったら、
誠心誠意、
感情をあらわにしてお願いする。

と。

なんとかなるもんですね。