以前勤めていた会社でのこと。
新人研修が3日間広島であった。
研修2日目の晩。
社長との食事会。
新入社員と
同じ釜の飯を食う。
少人数から起業した社長のポリシーであるらしかった。
その場で感じた感覚の違い。
同席した新入社員が、
貧乏生活をしてた頃の昔話をした。
鈍行を乗り継ぎ数日かけて東京まで行ったという苦労話だった。
社長:
そんな無駄遣いするなら、ワシにくれ。
一瞬、
何のことか理解出来ず、
何を言い出すんだおっさん。
と
突っ込みそうになったのだが、
どうやら
社長にはただの無駄遣い話にしか思えなかったようであった。
限りある時間を、
目先のお金惜しさに浪費するなら、
その時間を僕にくれと。
ゆっくり過ごす時間を目的に旅行するならそれもいい。
だが、
節約したと自慢話にするな。
時間を無駄遣いしているだけの話だ。
ちょっぴり微妙な食事会になった。
しかし、
その日を境に考え方が変わった。
私にとって貴重な日となった。
飛行機。
新幹線。
値段が高い。
そんなイメージがあった。
限りある、
貴重な自分の時間。
それを手に入れる為の代価として支払う。
スピードが何より大切な時代である。
一分でも一秒でも早く。
誰よりも先に到着することによって、
成功がつかめる。
お金を生み出す。
そして、
お金が集まる所には
更なる成功とお金が回る。
経済とはそういうもの。

たとえすっからかんになろうとも。
ガンガン
カードを購入。(時間の短縮)
目的地で土地を買い占め、
収益増量。
ヒャッホーイ。
金持ちのすることはわからん。
ダーに言われて喜んでます。