【孟毋三遷/もうぼさんせん】
孟子(もうし)の母子ははじめ墓地の近くに住んでいたが、
幼い孟子が葬式の真似をして遊ぶのを憂え、
市内に移り住んだ。
今度は孟子が商売の真似事をして遊ぶので、
学校の近くに転居した。
すると、
学習の真似事を始めたので、
母は安心して定住する事にした。
教育には環境が大切なのよね。
ということである。
周りから受ける刺激は、
思わぬ程の力がある。
喋り方、
服装、
思想、
一緒に生活していると、
何故か顔や体型まで似てくる。

ちなみに。
クワズイモ
………ではない。
モンちゃん(モンステラ)である。
ウチに来た時の葉には
モンステラ独特の穴が空いていた。
が、
隣のクワズイモに憧れたのか、
新しく出た葉はご覧の通り。
モンちゃんには
モンちゃんの良さがある。
のだが…
若い時は誰しも、
自分を見失いがちになるものだ。
モンちゃんが自分らしさを取り戻す日まで、
温かく見守りたい。
が、
孟子の母のように
モンちゃんのお手本になれる
立派な子を連れて来ようかと思案中。