水分。
骨。
骨格筋。
内臓。
脂肪。
それらを型がついた袋(皮膚)に詰め込んだ物。
それが人間である。
と、
何かの本で読んだ。
授業で。
ある人に前屈をさせてどれくらい曲がるものか柔軟性を見る。
その後、
頭の筋肉を揉んで、もう一度前屈させる。
と、
あら不思議。
先程より柔軟性がアップします。
ハンドパワーです。
ではなくて、
全身の筋膜(皮膚の内側で骨格筋を包む)は繋がっている。
ので、
頭を柔らかくすると皮膚に余裕が出来る。
その余裕のおかげで背中や腰周りも柔らかくなる。
ということらしい。
知らないと、ウッカリ騙されそうである。
ここで引っかかったことがある。
『全身の筋膜は繋がっている』
これである。
ということは、
筋膜の周りにある脂肪も繋がっているということである。
そうだったのか…
この
ベルトの上のポニョ。
(脂肪)
は、
私の胸だったのだ。
重力に負けてじわりじわりと下がっていったに違いない。
胸よりお腹が出る。
などという奇っ怪なことがあるはずがない。
納得。納得。
脂肪を元のあるべき場所へ戻さねば。
…逆立ち!?